中学生に伝える集中力の高め方

スポーツや勉強で、パフォーマンスを発揮するためには、集中力が大切です。

いかに集中して取り組むことができるかが、練習の質を上げます。

しかし、多くの人が、集中しようと思っても、簡単にできるものではありません。

集中とは、「集中しよう!」と思ってもできるものではないからです。

では、どうしたら、集中することができるようになるのでしょうか。

それは、好きなことをすることです。

あなたも経験があるのではないでしょうか。

例えば、ゲームをしていたり、スマホをいじっていたりするなど、好きなことをしているときは、やたら時間が速く経過することを。

それは、集中しているから起こる感覚です。

集中しているから、時間が速く経過したように感じるのです。

だから、好きなことをしていると、自然と集中することができます。

しかし、好きなこと以外にも、集中したいと思うこともあることでしょう。

では、どうしたら好きなことをする以外に集中することができるようになるのでしょうか。

それは、否定語を使わないことと、始めてみることです。

人は、嫌いなことをすると、集中力が削がれます。

それは、否定語を発するだけでも、集中力は削がれてしまいます。

例えば、集中したいときに、「この勉強やってもな・・・」「この分野苦手なんだよね・・・」と、頭で思った瞬間に、集中力は下がってしまうのです。

だから、「頑張ろう!」と心の中で叫びましょう。

また、作業の終わりが見えたときに、「あーもうすぐ終わり!」と思ったとしても、集中力は低下してしまいます。

あなたも、経験があるのではないのでしょうか。

宿題をやっているときに、「もうすぐ終わり」と思った瞬間に、やる気が低下することを。

だから、最後の最後になったときには、「ラストスパート!」と思うようにするとよいです。

次に、とりあえず始めてみることをおすすめします。

人間は、最初の一歩に多くのエネルギーを消費してしまいます。

しかし、一度始めてみると、だんだん集中していくという特性をもっています。

あなたも、最初は嫌だなと思っていることも、始めてみると自然と集中していたという経験はあると思います。

だから、嫌だなと思っても、始めてみましょう。

そうすることで、集中力は後から自然とついてきます。

上記にあげた2つの方法で、集中することはだんだんできるようになってきます。

しかし、人間は習慣でつくられる生き物ですから、普段から否定語を発したり、何かに取りかかることから逃げたりしていると、集中したいときにも、集中することができなくなってしまいます。

だから、日常から、何事にも全力で取り組むことができる人になっていきたいですね。

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