受験生は知っておきたい記憶が定着する勉強法

12月に入りました。

受験まで100日きっています。

時間があるようで、もう受験まであっという間です。

そのせいもあり、雰囲気も受験モードになってきましたね。

勉強に力を一段と入れる時期です。

しかし、勉強方法によって、記憶の定着度合いは変わってきます。

そこで、おすすめの勉強方法について紹介していきたいと思います。

頭に残る勉強法として、アウトプット中心の勉強がよいと、今で紹介してきましたね。

ただ単に、教科書を読んだり、ノートを見返したりしても記憶を定着させることは少ないです。

よく教科書にアンダーラインを引いたり、教科書の内容をノートにまとめたりする人もいますが、あまり効率のよい勉強方法とは言えません。

人は、思い出すときに記憶は定着していくからです。

だから、思い出す活動を取り入れた勉強方法の方が、記憶の定着がよくなります。

その例として、

問題作り

仲間に教える

テスト

という勉強方法があります。

1つ目の問題作りとは、自分でテスト問題をつくってみる方法です。

実際に紙に書いて問題をつくってみてもよいですが、紙に書かなくても効果はあります。

机に向かって勉強していないときでも、頭の中で問題を作り、自分自身に問いかけます。

例えば、お風呂に入っているときやご飯を食べているときも問題作りはできます。

いつでも勉強することができるため、思い出す回数が圧倒的に多くなります。

つまり、記憶が定着しやすいということです。

2つ目の仲間に教えるとは、勉強した内容を誰かにわかりやすく説明しましょう。

説明できるということは、学習内容を理解していないといけません。

また、わかりやすく説明するためには、教える順番や説明に使う言葉を考えないといけません。

つまり、説明できる=完全に理解しているということです。

さらに、すごいことにただ単に勉強するよりも、仲間に教えようと思って勉強した方が、記憶が定着するという研究結果もあります。

授業で、先生の話を聞いてノートに写すより、後で仲間に教えようと思って授業に臨んだ方が、勉強の成果は上がるということです。

3つ目のテストとは、問題集をひたすら解きます。

しかし、何冊もの問題集に手を出してはいけません。

信頼できる問題集を1冊に決め、その問題集だけを取り組みます。

『東大主席弁護士が教える7回読み勉強法:山口真由著』という本にも、すべての範囲を学習できる本を1冊選び、その本だけで7回勉強します。

その方法で、知識を定着させやすいそうです。

コツとしては、1回目は、学習内容を大まかにとらえます。

2回目、3回目と勉強を繰り返していくたびに、だんだんと細かいところにも向けて勉強していきます。

2、3回くらい勉強を繰り返しても、記憶が定着せず焦るかもしれませんが、7回終えることができれば、あなたの記憶は圧倒的に高まっています。

受験まであと少しです。少しでも効率のよい勉強を繰り返して、受験でよい結果を残しましょう。

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