中学生の自分に合う夢や目標、進路の決め方

中学校を卒業すると、自分で道を決め、歩いていかなくてはなりません。

あなたは、どういう道を選ぶつもりでしょうか。

道を選ぶというのは、あなたにとって初めての経験でしょう。

きっと、どうやって道を決めたらよいか迷っている人も多いと思います。

大人になって幸せになるためには、あなたの得意なことや好きなことを仕事にするのが一番でしょう。

しかし、自分の好きなことや得意なことって、案外、自分自身でわかっていないものです。

目標が見えて安心する教師のイラスト

そこで、自分自身の好きなことや得意なことの見つけ方を紹介します。

1つ目の方法は、暇なときに何をやっているのか考えてみましょう。

暇なときにやっていることが好きなことです。

時間があれば、つい手を出してしまうものだからです。

暇なときにやっていることなのであれば、きっと長く続けられるものでしょう。

また、暇なときにやっていることは、他の仲間より優れていることが多いです。

まずは、暇なときに何をやっているのか考えてみましょう。

2つ目の方法は、「えっどうしてできないの?」と、周りに思うことが、あなたの特技です。授業をやっていて、思うことはないでしょうか。

計算が得意な人は、「どうしてこんな簡単なことができないのだろう?」や運動が得意な人は、「練習しなくてもできるのに」など、思ったことはないでしょうか。

また、静かにすることが得意なのであれば、「どうして静かにすることができないの」と思ったことはないでしょうか。

計算や体育などの技能面での得意なこともあるでしょうし、静かにするや努力ができるなどの性格面でも得意なことがあります。

あなたが、自然とできることが、案外、周りの仲間は難しいとおもっているものです。

「えっどうしてできないの」って思うことは、あなたの特技であります。

好きなことや得意なことが見つかったら、とことん夢中になってみましょう。

それが、将来、役に立つかどうか心配になることもありますが、きっと、周りの人に喜ばれるはずです。

特技で一流になることは難しくても、人に教えることができれば、周りの人の役に立つことができます。

つまり、仕事になるということです。

好きなことや得意なことで、将来の道を選ぶことができれば、あなたはきっと幸せな道をえらぶことができることでしょう。

好きなことや得意なことが仕事につながるかわからないと不安を感じていても、手段を変えることができれば、仕事につながるはずです。

中学校で、好きなことや得意なことを見つけ、すてきな道を選ぶことができるとよいですね。

進路を考えるときに担任ができるサポート

好きなことを聞く機会を意識してつくる

進路に迷っている生徒ほど、自分の好きなことを言葉にする機会が少ないものです。面談や日記のやり取りの中で最近夢中になったことは?と聞くだけでも、自分の興味に気づくきっかけになります。答えがすぐに出なくても、聞かれたこと自体が考えるきっかけになります。

選択肢を狭めずに情報を一緒に集める

進路の決め方に正解はありません。担任が答えを決めるのではなく、気になる進路について一緒に情報を集める姿勢を見せることで、生徒は安心して自分の進路と向き合えるようになります。一緒に調べる時間そのものが、進路を自分ごととして考える練習になります。(ふだんの学級づくりの中で、少しずつ意識してみてください。)

私が3年生の担任をしていた年は、進路選択が本格的になる時期に、何を軸に進路を選ぶかについて学級通信を書きました。一部だけ紹介します。

学級通信より|3年生・10月|3年間で1,000枚以上のうちの1枚

「何を軸にして進路を選択するのか」

担任のことば:「自分との対話が大切。」

進路選択が本格的になる時期の号です。「自分が行けそうなところへ行く」には、同じくらいの力の仲間と高め合える、みんなと同じで安心できるというよさがあります。そのうえで、「社会が何を求めているのか」「自分はどんな力を身につけたいのか」という視点も持って選んでほしいと書きました。小さいころの夢の話から入り、10年後の社会を予想してみよう、と結びました。

この号から使えること:進路の話は「行けるところ」を否定せずに、もう一つの物差しを足すと受け入れられます。担任自身の教科の話を例にすると、説教ではなく情報として届きます。

4月の初日から100号分をまとめた「学級通信100号」は、公式LINEで無料でお届けしています。

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