個性を大切にするとは

個性を大切にしようと聞いて、あなたは何を思い浮かべますか。

自分自身の考えを大切にしよう、自分自身の価値観を大切にしようと、考えている人もいるのではないでしょうか。

しかし、個性を大切にしようとは、自分自身に使う言葉ではなく、相手に使う言葉です。自分自身に使ってしまえば、自分自身の考えに固執してしまったり、相手の意見を受け入れられなくなったりしてしまいます。

個性を大切にしようとは、相手の考えや価値観を受け入れて、相手と共に進んで行くために使われる言葉です。

つまり、個性を大切にしようとは、自分自身のわがままを守るために使われる言葉ではなく、相手を尊重するために使われる言葉です。

だから、個性を大切にするために必要な力は、相手の気持ちを理解する想像力です。

もちろん、自分自身を大切にするなと言っている訳ではありません。

自分自身を大切にしながらも、それ以上に、周りの人を大切にしようということです。

相手を否定することは簡単です。相手を理解しようとする努力を怠ればよい訳ですから。

個性とは、出そうと思っても出せるものではありません。

自然と滲み出るものです。

相手と同じような考え方をしたり、同じような振る舞いをしようと思っても、あなたなりの雰囲気が出てしまったりします。

それが、個性です。

だから、個性を大切しようと変に意識せずに、ありのままの自分を受け入れましょう。

そして、自分自身を受け入れると同じくらい、相手のことを受け入れましょう。

相手の気持ちを理解しようと努めることが、個性を大切にするための第一歩となります。

人は、正義や悪、正解や不正解を求めたがります。

しかし、この世に正義や悪、正解や不正解など、2択で答えが出せるものはありません。

正義の中に悪が隠されていたり、正解だと思っていたことが、数年後に不正解になっていたりすることだってあります。

だから、自分が正しいと思って相手を傷つけるのではなく、相手のことを受け入れるようにしましょう。

それが、お互いできたのであれば、個性を大切にしていると言えるでしょう。

自分は大切。

でも、相手はもっと大切。

人を幸せにできる人でありたいですね。

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