
はじめに
私の息子は、プロ野球選手になるという大きな夢を抱いています。
その夢を実現するためには、どれほどの努力と練習が必要なのでしょうか。
調べたところ、明確な情報は見つかりませんでした。
そこで、息子の成長記録を基に、プロ野球選手になるためには、どのような練習が必要で、どのくらいの練習量が必要かを紹介したいと思います。
この記録が、同じ夢を持つ他の方々の参考になれば幸いです。
もし息子がプロ野球選手になることができなかった場合、それ以上の練習量が必要であると考え、参考にしていただきたいです。
一日のスケジュール
| 6時 | 起床 |
| 7時 | バッティング練習 |
| 7時30分 | 登校 |
| 16時 | 宿題 |
| 17時 | 野球の練習 |
| 18時 | 入浴 |
| 19時 | ストレッチ |
| 19時10分 | 休憩 |
| 20時 | 就寝 |
毎日、上記のような生活をしています。
「これで球速が10km/h上がる」「この素振りで飛距離が伸びる」。そんな動画を見て、その日のうちに子どもに試させたことはありませんか。
スマホを開けば、野球の練習法や理論が次々に流れてくる時代です。どれも説得力があって、どれも試したくなる。でも、全部を取り入れることはできません。この記事では、ネットの野球情報を家庭で選ぶための3つの物差しをまとめました。動画版もあわせてどうぞ。
結論:足す前に「3つの物差し」に通す
新しい練習を取り入れる前に、次の3つに通します。
- 今のうちの子の体に合うか
- 痛みや違和感が出ないか
- チームの教えとぶつからないか
その情報が「正しいかどうか」を親が判定するのは、正直むずかしいものです。専門家どうしでも意見が分かれることはよくあります。でも、「うちの子に合うかどうか」なら、毎日そばで見ている親がいちばんよく分かります。判断の軸を「正しさ」から「合うかどうか」に移すだけで、迷い方がずいぶん変わります。

なぜ親は情報に振り回されやすいのか
まず、振り回されてしまうのは親の性格のせいではありません。原因は主に3つあります。
- 情報が多すぎる:同じテーマでも、正反対のことを言う動画が並んでいます
- 上手な子の動画で焦る:同じ学年のすごいプレーが流れてくると、「うちの子はこのままで大丈夫?」と思うのは自然なことです
- 親の求める水準が上がる:高いレベルの情報ばかり見ていると、子どもに求めるものが知らないうちに上がり、イライラにつながりやすいと言われています
焦りから情報を集めると、さらに焦る。この流れを止めるために、物差しを先に決めておきます。

物差し①:「誰に効いた話か」を見る
十人いれば十通りの練習がある
ある子に効いた練習が、うちの子にも効くとは限りません。指導の現場でも「十人いれば十通りの練習が必要」と言われるほど、体格・筋力・柔らかさ・クセは一人ひとり違います。
動画を見るときは、「この練習で上手くなったのは、どんな体の、何歳くらいの子(人)なのか」をまず考えます。
トップ選手の形は、鍛えた体が前提
特に気をつけたいのが、トップ選手のフォームをそのまま真似することです。独特なフォームは、鍛え上げた体があって初めて成り立つもの。子どもがそのまま真似しても効果が出にくいうえ、腰などを痛めるリスクもあると指摘されています。
一方で、「今のうちの子にはまだ早い」練習が、体ができてから役に立つこともあります。捨てるのではなく「今は保留」にしておく、という考え方で十分です。

情報そのものは「いつ・誰が・なぜ」で見る
情報そのものの確かさを見るときは、公的機関が健康情報の見極め方として紹介している考え方が参考になります。野球の練習情報にも、そのまま当てはめて使えます。
- いつの情報で、誰が言っているか:古い情報ではないか。発信している人の立場や経験は分かるか
- なぜ効くかの説明があるか:「とにかく効く」ではなく、理由や仕組みが説明されているか
- ほかの情報と比べたか:1本の動画だけで決めず、別の情報とも見比べる
あわせて、発信している側に商品の販売などの利益が絡んでいないかも、頭の片すみに置いておくとよいでしょう。

「できた例」だけの情報に気をつける
「この練習で上がりました!」という例は目立ちます。でも、何人が試して、何人に効いたのかはまず書かれていません。うまくいった5人の陰に、効かなかった大勢がいるかもしれません。良い点だけでなく、合わなかった例や注意点もきちんと書かれている情報のほうが信頼できます。
数字にも注意が必要です。たとえば学年別の球速の目安は、全国を代表する公的な平均値がなく、サイトによってばらばらです。数字はあくまで目安として使い、比べるなら「3か月前のうちの子」と比べるのがおすすめです。

物差し②③:痛みとチームの教え
痛みや違和感が出たら、その日でやめる
どんなに評判の練習でも、試して痛みや違和感が出たら、その日でやめます。「慣れれば平気」と続けさせないのが鉄則です。痛みが続くときは、整形外科やスポーツドクターに相談してください。
チームの教えとぶつかるなら、家庭では保留
チームで教わっている内容とぶつかる情報は、家庭には持ちこまず保留にします。家とチームで違うことを言われると、子どもはどちらを信じればいいか分からなくなってしまいます。
どうしても気になるときは、「家ではどこを練習したらいいですか」と、助言を求める形で指導者に聞いてみるのがおすすめです。

動画は「真似」より「見比べ」に使う
動画のいちばん良い使い道は、上手な人の真似ではなく、自分のフォームを撮って見比べることだと考えています。
- まず自分のフォームを撮る:スマホで横から・後ろからなど、毎回同じ位置から撮る
- 見るポイントを一つに決める:「足を上げたときにふらつかないか」など、一度に一つだけ
- 感覚と実際のずれに気づく:本人が「できているつもり」の動きと映像を比べる
本人が自分の映像を見てずれに気づけると、新しい情報を探すより先に、今の課題がはっきり見えてきます。

焦った日の家庭ルール
最後に、焦ったときのためのルールを決めておきます。
- 焦った日は新しい練習を足さない:上手な子の動画を見て焦った日こそ、今の課題を一つに絞って続けます。焦りから足した練習は、たいてい長続きしません
- 試すなら一つずつ続けてみる:一度に二つ三つ足すと、何が効いたのか分からなくなります
- 続けるかは本人の感想で決める:「やりやすい」「よく分からない」という本人の言葉も聞いて、親子で決めます

まとめ:情報は「うちの子に合うか」で選ぶ
- 誰に効いた話かを見る
- 痛みとチームの教えで確かめる
- 動画は自分を撮って見比べる
情報の量より、うちの子に合うかどうか。迷ったときに戻れる物差しがあると、親の気持ちもずいぶん楽になります。

▼動画はこちら(チャンネル登録も歓迎です)
https://www.youtube.com/watch?v=wuXylp3AQXI












