
はじめに
私の息子は、プロ野球選手になるという大きな夢を抱いています。
その夢を実現するためには、どれほどの努力と練習が必要なのでしょうか。
調べたところ、明確な情報は見つかりませんでした。
そこで、息子の成長記録を基に、プロ野球選手になるためには、どのような練習が必要で、どのくらいの練習量が必要かを紹介したいと思います。
この記録が、同じ夢を持つ他の方々の参考になれば幸いです。
もし息子がプロ野球選手になることができなかった場合、それ以上の練習量が必要であると考え、参考にしていただきたいです。
一日のスケジュール
| 6時 | 起床 |
| 7時 | バッティング練習 |
| 7時30分 | 登校 |
| 16時 | 宿題 |
| 17時 | 野球の練習 |
| 18時 | 入浴 |
| 19時 | ストレッチ |
| 19時10分 | 休憩 |
| 20時 | 就寝 |
毎日、上記のような生活をしています。
10月11日(日)少年野球
今日は少年野球の練習日でした。
長男はバントとバント処理、次男は壁当てに取り組みました。
そして長男が、バント処理でランナー一塁からのセカンドアウトを初めて取ることができました。
劇的な変化ではありませんが、「少しずつできることが増えてきたな」と感じられた一日です。
今回は、父としてどこを見て、何が課題だと考え、どんな練習で挑戦させたのかをまとめます。
長男のバント:バットの角度で「転がす方向」を決める練習
まず攻撃側のバント練習です。
今日はバットにボールを当てるだけで終わらせず、「バットの角度」と「どこに転がすか」にこだわって練習しました。
バントは、ボールが当たった瞬間にバットの面が向いている方向へ転がっていきます。
つまり角度が少し変わるだけで、打球はピッチャー正面にも、ライン際にもなります。
お父さんが見るときは、ボールがバットに当たる瞬間の「バットの面がどちらを向いているか」に注目してみてください。
狙った方向とバットの面の向きが合っていれば、転がる方向も安定してきます。
長男には、ただ「バントして」ではなく、「どっちに転がす?」と方向を決めてから構えさせるようにしました。
目的がはっきりすると、本人も一球ごとに角度を考えるようになります。
長男のバント処理:捕ってからの足の運びがもたつく → チャージを速くしてセカンドでアウトを狙う
今日いちばん伝えたいのが、守備側のバント処理です。
長男はピッチャーとして、ランナー一塁の場面でバント処理に入りました。
見たところ
これまでの長男は、打球のところまでは行けても、捕ってから投げる体勢に入るまでの「足の運び(ステップ)」がもたついていました。
その分、時間がかかり、二塁に投げても間に合わず、結局一塁でアウトを取るしかない場面が多かったのです。
判断
送りバントは、バッターを一塁でアウトにしても、ランナーは二塁に進んでしまいます。
ランナーを進めないためには、先の塁(二塁)でアウトを取る必要があります。
そのためには、捕ってから投げるまでの時間を少しでも縮めることが大切です。
足の運びをいきなり直すのは難しいので、まずは「打球に近づくまでの時間」を短くすることから取り組もうと考えました。
練習
練習では、ランナーを進めないことを目標に、チャージ(打球に向かって前へダッシュすること)をできるだけ速くするよう意識させました。
そして、一塁で確実にアウトを取るのではなく、あえて二塁のランナーアウトを狙うことに挑戦させました。
失敗してもいいから、先の塁を狙う。
その経験を積むこと自体が、試合での判断力につながると考えています。
お父さんが動画で確認するときの見どころは、次の2つです。
・バッターがバントの構えをした瞬間に、前への一歩目が出ているか
・ボールを捕った瞬間の足の位置が、二塁へ投げる方向に体を向けやすい形になっているか
上半身だけで振り向いて投げていると、送球がそれやすくなります。
足から送球方向へ向けているかを見てあげてください。
家でできる工夫としては、ゆっくり転がしたボールを捕り、投げたい方向へ足を一歩運ぶところまでを繰り返すだけでも、足の運びを確認する練習になります。
どうなったか
そして今日、初めてランナー一塁からのセカンドアウトを取ることができました。
チャージを速くし、先の塁を狙い続けた挑戦が、ひとつ形になった瞬間です。
ただ、練習でできたことが試合でもできるとは限りません。
次は、試合の場面でも同じプレーができるかを見て、本当に身についたかを確かめたいと思っています。
次男の壁当て:見ていない練習は「今日はどうだった?」から
次男は今日、壁当てを練習したそうです。
私は直接見ていなかったので、帰ってきた次男から話を聞きました。
仲間と一緒に、楽しく盛り上がったようです。
壁当ては、壁に向かって投げ、跳ね返ってきたボールを捕ってまた投げる練習です。
一人でも何度も繰り返せるので、「捕る→投げる」のリズムを体に覚えさせるのにぴったりです。
跳ね返りの強さや方向が毎回少しずつ違うため、ボールに合わせて足を動かす感覚も自然と身につきます。
もしお父さんが壁当てを見る機会があれば、跳ね返ったボールを捕ってから投げるまでに、足が止まらずに動いているかを見てみてください。
足が止まったまま手だけで投げていないかが、ひとつの目安になります。
そして何より、「楽しく盛り上がった」というのは大切なことです。
自分から繰り返したくなる練習は、それだけで上達の土台になります。
練習の中身を細かく聞き出すよりも、まずは楽しかった気持ちを受け止めることを大事にしました。
声かけは「今日はどうだった?」のひと言だけ
今日、二人にかけた言葉は「今日はどうだった?」です。
長男が初めてセカンドアウトを取った日だからこそ、こちらから先に褒めたり、細かく振り返ったりせず、まずは本人の言葉で話してもらうことにしました。
自分で振り返った言葉は、親から言われた言葉よりも残ります。
特に、親が練習を見ていない日は、この「どうだった?」が一日の練習を知る大切な入り口になります。
生活面:いつもどおりの補食と20時の就寝
生活面は、いつもどおりのリズムを守りました。
下校後すぐに補食をとります。
二人とも牛乳とバナナで、カルシウムやタンパク質、ビタミン、カリウムを補います。
長男は納豆とゆで卵でタンパク質や鉄、亜鉛を、次男はナッツで鉄や亜鉛をとっています。
そして夜は20時に就寝です。
特別なことはしていませんが、練習のあった日こそ、いつもどおりの食事と睡眠を崩さないことを大切にしています。
おわりに
「初めてできた」という瞬間は、毎日の小さな挑戦の積み重ねの先にやってきます。
今日の長男のセカンドアウトも、チャージを速くし、先の塁を狙い続けたからこそ生まれたプレーでした。
お子さんがバント処理をするとき、ボールを捕った瞬間の足の位置を、一度スマホで撮って見てみてください。
10月12日(月)スポーツの日
今日は家族で出かけたため、練習は夕方の1時間ほどでした。
短い時間でしたが、反復横跳び・立ち幅跳び・腕立て伏せの体力づくりと、次男のピッチング練習に取り組みました。
そして長男が、立ち幅跳びで初めて190センチを跳ぶことができました。
時間が限られた日こそ、「何を見るか」をしぼることが大切だと感じた一日です。
立ち幅跳び:踏み切り前の沈み込みが深くなる → 長男は約20センチ更新の190センチ
立ち幅跳びは、近く控えている体力テストに向けた準備として続けている種目です。
見たところ
長男はこれまで170センチ程度でしたが、今日は初めて190センチを跳びました。
次男は165センチで、自己ベストの177センチには届きませんでした。
判断
長男の跳び方を見ていて変わったと感じたのは、踏み切る前の「沈み込み」です。
膝と股関節をしっかり曲げて、体を深く沈めてから跳べるようになっていました。
立ち幅跳びは、沈み込んでためた力を一気に前へ解放する種目です。
沈み込みが浅いと、脚の力を使い切らないまま跳んでしまいます。
約20センチの伸びは、この沈み込みの深さが大きかったと考えています。
練習
お父さんが見るときは、踏み切る直前の瞬間に注目してみてください。
膝だけでなく股関節も曲がり、お尻が少し後ろに引けているか。
横からスマホで撮ると、この沈み込みの深さがよく分かります。
どうなったか
次男は今日は自己ベストに届きませんでしたが、記録は日によって上下するものです。
次は長男と同じように、踏み切る直前の沈み込みを動画で見比べて、次男の記録につなげたいと思っています。
腕立て伏せ:お尻が下がらないように → 体をまっすぐ、手は胸の位置まで下げる
腕立て伏せでは、2つのことを意識させました。
ひとつは、お尻が下がらないように頭からかかとまで体をまっすぐに保つことです。
お尻が下がると、腕だけで体を上げ下げしてしまい、体幹が使えません。
もうひとつは、手をつく位置です。
わきの下あたりの筋肉を刺激したかったので、手の位置を胸のあたりまで下げて行いました。
手の位置を変えるだけで、同じ腕立て伏せでも効かせたい場所が変わります。
お父さんが見るときは、真横から見て、肩・お尻・かかとが一直線になっているかを確認してみてください。
回数よりも、まずはこの「まっすぐ」を守れているかが大切です。
反復横跳び:切り返しで体が流れる → 進行方向に重心を残して切り替える
反復横跳びでは、切り返しの動きを意識させました。
外側の線を踏んで戻るとき、体ごと外へ流れてしまうと、次の一歩が遅れます。
そこで、重心を進行方向に残したまま切り替えるように伝えました。
見どころは、外側の線を踏んで切り返す瞬間です。
頭や上半身が線の外まで大きく流れていないかを見てみてください。
足は外へ、でも体は真ん中寄りに残っている、という形が理想です。
次男のピッチング:踏み出し始めで軸足が早く折れる・頭が突っ込む → 本のフォームを真似てシャドーピッチング
見たところ
次男のピッチングで気になったのは2点です。
ひとつは、足を下ろして踏み出し始めたときに、軸足(右投げなら右足)の膝が早く折れ曲がり、力が抜けてしまうこと。
もうひとつは、投げるときに頭が前へ突っ込んでしまうことです。
判断
軸足は、体重を前へ運ぶための「土台」です。
踏み出し始めで膝が早く折れてしまうと、地面を押す力をためられないまま前へ進んでしまいます。
また頭が突っ込むと、体が先に前へ行ってしまい、下半身の力がボールまで伝わりにくくなります。
次男の様子を見ていて、そもそも正しい動きのイメージがまだつかめていないのだと感じました。
言葉で「膝を曲げるな」「頭を残せ」と伝えるよりも、まずは正しい形を目で見て知ることが先だと考えました。
練習
そこで、本に載っている正しいフォームの写真を見せ、それを真似させながらシャドーピッチングを行いました。
シャドーピッチングは、ボールを持たずに投げる動きだけを繰り返す練習です。
ボールがない分、フォームそのものに集中できます。
そして、その様子を動画に撮りながら、次男と一緒に確認しました。
どうなったか
まだ完璧ではありません。
良いときもあれば、元に戻ってしまうときもありました。
体に染みついたクセは、一日では変わりません。
定着するまでには時間がかかりそうです。
次は動画で、次の2点を見て確かめていきます。
・足を下ろして踏み出し始めた瞬間に、軸足の膝の角度が保てているか
・踏み出した足が着地したとき、頭が踏み出し足より前に出ていないか
お父さんが撮るときは、投げる方向に対して真横から撮るのがおすすめです。
軸足の膝の曲がり具合も、頭の位置も、横からだとはっきり見えます。
動画を見ながら「どこが違う?」と聞く
動画を確認するとき、次男には「どこが違う?」と声をかけました。
本のフォームと自分の動画を見比べて、違いを自分で見つけてもらうためです。
親が答えを先に言ってしまうと、子どもは言われたことをなぞるだけになりがちです。
自分で見つけた違いは、次に投げるときの意識に残りやすいと感じています。
元に戻ってしまうことがあっても、違いに気づける目が育てば、修正のきっかけは自分でつかめるようになるはずです。
生活面:補食ができない日も、睡眠はいつもどおりに
今日は家族で出かけていたため、いつもの下校後の補食はできませんでした。
毎日すべてを完璧にこなすのは難しいものです。
それでも睡眠はいつもどおりの時間を守りました。
できない日があっても、守れるところを守る。
その積み重ねが、体づくりの土台になると考えています。
おわりに
1時間という短い練習でも、見るところをしぼれば、子どもの変化はしっかり見えてきます。
長男の190センチも、次男のフォームの課題も、動画で見たからこそ気づけたことでした。
お子さんの立ち幅跳び、踏み切る直前の沈み込みを一度スマホで撮って見てみてください。









