はじめに
3年生を送る会は、卒業生への感謝を伝え、思い出を共有する特別な場です。
しかし、「限られた予算で心のこもった贈り物をどう作ればいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか?
この記事では、低コストで準備でき、卒業後も使える実用的な贈り物を10個ご紹介します。
さらに、一つひとつの作り方を詳しく解説し、誰でも簡単に実践できる内容にまとめました。
この記事を読み終える頃には、すぐに準備を始められるアイデアが見つかるはずです。
クリックできる目次
1. オリジナルしおり
本やノートで毎日使える!思い出を込めた贈り物
オリジナルしおりは、卒業生が本を読む時だけでなく、ノートや手帳を使う時にも役立つ実用的なアイテムです。
シンプルながら個性的に仕上げることで、3年間の思い出を形に残せます。
作り方
-
準備する材料
- 厚紙(名刺サイズがおすすめ)
- 写真、シール、色紙、マスキングテープ
- ラミネートフィルム(または透明テープ)
- リボンや紐
-
作業手順
- 厚紙を長方形にカット(サイズ目安:5cm×15cm)。
- クラス集合写真や思い出のイラストを貼り付ける。
- 中学校での名言や卒業生へのメッセージを手書きで記入。
- ラミネート加工で丈夫にし、上部に穴を開けてリボンを通す。
ポイント
- シールやマスキングテープで縁を飾ると華やかに。
- クラス全員で分担して制作すれば効率的!
2. メッセージカードアルバム
クラス全員の気持ちを一冊にまとめる
一人ひとりが書いたメッセージカードをまとめてアルバムにするアイデアです。
卒業生がページをめくるたびにクラスメイトの温かい言葉が届く、感動的なプレゼントになります。
作り方
-
準備するもの
- カードサイズの厚紙(ハガキサイズがおすすめ)
- ファイルやリング(カードを綴じるため)
- 写真やシール、マーカー
-
作業の流れ
- クラス全員がそれぞれ1枚のカードにメッセージを記入。
- イラストや名言、好きな言葉を追加して個性を出す。
- 各カードに思い出の写真を貼り付ける。
- 完成したカードを順番に並べ、リングやファイルで綴じる。
- クラス全員がそれぞれ1枚のカードにメッセージを記入。
工夫ポイント
- 表紙には「○○クラス 3年間の思い出」などのタイトルを記入。
- ページごとに部活動や学校行事をテーマにすると統一感が出る。
3. 手作りフォトフレーム
部屋に飾れる思い出の一枚
フォトフレームは、写真を入れるだけで特別感のある贈り物になります。
卒業生にとって、部屋に飾るたびに中学校生活を振り返るきっかけになります。
作り方
-
材料を用意
- 段ボールや厚紙(フレームの土台用)
- カラーペンやデコレーション用シール
- 写真(集合写真や部活動の記念写真)
-
作成方法
- 厚紙をフレーム型にカット(内側に写真を入れる窓を作る)。
- 表面を装飾し、名前やメッセージを書き込む。
- 写真を固定し、裏面にスタンドを取り付ける。
応用アイデア
- フレームの形を星やハートなどにアレンジすると個性的に。
- 写真を差し替えられるように作ると実用性が向上。
4. 名言入りマグネット
生活の中で目にする実用的な思い出
マグネットは冷蔵庫やホワイトボードに貼って使えるので、卒業後も日常で活躍します。
特に中学校で流行った言葉やクラスのスローガンを入れると、特別感が増します。
作り方
-
材料を揃える
- マグネットシート(100円ショップで購入可能)
- 色紙や写真、デコレーションシール
- ラミネートフィルムや透明テープ
-
制作手順
- マグネットシートを好きな形にカット(四角形、星形など)。
- 上に厚紙を貼り付けて、イラストやメッセージを記入。
- ラミネート加工して完成。
おすすめアイデア
- 卒業生の名前や似顔絵を入れる。
- マグネットを複数セットで贈るとさらに喜ばれる。
5. 手作りお守りキーホルダー
新生活で使える応援アイテム
手作りのお守り風キーホルダーは、卒業後に新しい環境で頑張る3年生への応援アイテムとして最適です。
フェルトや刺繍糸を使えば、初心者でも簡単に作れます。鍵やバッグにつけられる実用性もあり、常に身近で学校生活の思い出を感じてもらえる贈り物です。
作り方
-
準備する材料
- フェルト布(好きな色を選ぶ)
- 刺繍糸(カラフルなものがおすすめ)
- 綿(中に詰めるもの)
- キーホルダー用リング(100円ショップで購入可能)
- はさみ、縫い針
-
作業手順
- フェルトを好きな形(ハート、星、四角など)に2枚切る。
- 片面に「合格祈願」や「頑張れ!」などのメッセージを刺繍で入れる。
- 刺繍が終わったら2枚を縫い合わせ、途中で綿を詰める。
- 最後にキーホルダー用リングを取り付けて完成。
アレンジのポイント
- 中学校の校章や部活動のモチーフをデザインに入れると特別感が増します。
- 生徒全員で分担し、3年生一人ひとりに異なるデザインを贈るのもおすすめです。
- 部活のチームカラーや学校カラーを取り入れると一体感が出ます。
6. タイムカプセルカード
未来の自分へ送るメッセージ
「タイムカプセルカード」は、卒業生一人ひとりが未来の自分に向けて書いたメッセージを収めるアイデアです。
手軽に準備できるうえ、数年後に再び開封することで大きな感動を与えられる贈り物です。
作り方
-
必要な材料
- 無地のカードや便箋
- 小さな封筒や箱
- 飾り用のシールやマスキングテープ
-
手順
- 卒業生それぞれが、自分の将来に向けて短いメッセージを書く。
- 例:「高校生活でこれを達成したい」「将来はこうなりたい」など。
- メッセージを書いたカードを小さな封筒に入れる。
- 封筒に「○年後に開けること!」と書き、装飾を加える。
- 封筒を小さな箱や袋にまとめて贈る。
- 卒業生それぞれが、自分の将来に向けて短いメッセージを書く。
応用アイデア
- クラス全員のカードをまとめて、卒業式から3年後の同窓会で配るようにする。
- カードを透明な瓶に詰めて「タイムカプセルボトル」にしてもおしゃれ。
7. オリジナルカレンダー
毎月の思い出を振り返れる実用的な贈り物
オリジナルカレンダーは、卒業後も毎日使える実用的なアイテムです。
クラスメイト全員の協力で、1年間の各月に合わせた思い出や写真を盛り込むことで、世界に一つだけの特別なカレンダーに仕上がります。
作り方
-
材料を用意
- 無地のカレンダー(100円ショップで購入可能)
- 写真(クラスの集合写真、部活動の写真など)
- シール、マスキングテープ、カラーペン
-
作成手順
- 各月ごとにテーマを決める(例:4月=入学式、9月=運動会など)。
- 写真を貼り付けたり、思い出のエピソードを書き込んだりして装飾。
- クラスメイト全員のメッセージを各ページに載せるとさらに魅力的に。
ポイント
- 市販のカレンダーをデコレーションしてもOK!
- 手作り感を出すために、イラストや手書き文字を活用するのがおすすめです。
8. 手作りポーチ
小物を収納できるかわいい贈り物
手作りポーチは、部活のテーマカラーや学校カラーを取り入れたデザインにすることで、オリジナル感のある贈り物に仕上がります。
作り方
-
材料を準備
- フェルト布、布地、ファスナー
- 裁縫セット(針、糸、はさみ)
-
作業手順
- 布をポーチの大きさに合わせて切り取る(目安:15cm×20cm)。
- 名前やメッセージを刺繍でデザイン。
- 布の両端を縫い合わせて形を作り、ファスナーを取り付ける。
アレンジのヒント
- ファスナー部分に小さな飾りをつけると個性が出る。
- 簡易版として、ポケットティッシュケースのような小さな袋でもOK!
9. オリジナルブックカバー
本好きな卒業生にぴったり
オリジナルブックカバーは、シンプルながら実用的で、読書が好きな卒業生には特に喜ばれます。
作り方
-
材料を準備
- 厚手の包装紙や色紙
- のり、テープ、カラーペン
-
作業手順
- 本のサイズに合わせて紙をカットする。
- クラスの写真や卒業メッセージを紙に貼り付ける。
- カラーペンやシールで装飾を加え、個性的なデザインに。
ポイント
- 防水加工として透明なブックカバーを上からかけると長持ちします。
- 好きな言葉や中学校生活の思い出をデザインに取り入れるのがおすすめです。
10. QRコードでつながる動画メッセージ
デジタル時代の感動アイデア
動画メッセージをQRコード化して贈るアイデアは、卒業生が簡単にスマホでアクセスできる現代的な贈り物です。
クラス全員で協力して制作できる点も魅力です。
作り方
-
準備するもの
- スマートフォンやカメラ(動画撮影用)
- 動画編集アプリ(無料アプリで十分)
- QRコード作成ツール(オンラインで無料利用可能)
-
作業手順
- クラス全員が順番に感謝や応援のメッセージを話す動画を撮影。
- 動画を編集し、1つの感動的なストーリーに仕上げる。
- 完成した動画をオンラインでアップロードし、共有リンクを作成。
- リンクをQRコードに変換し、紙やカードに印刷して渡す。
工夫ポイント
-
- 動画に写真やBGMを追加すると、より感動的に。
- QRコードをカラフルなカードやデコレーション台紙に貼ると特別感が増します。
おわりに
3年生を送る会は、感謝と祝福を伝える絶好の機会です。
この記事で紹介した10個のアイデアを活用すれば、予算を抑えながらも心のこもった贈り物を準備できます。
贈る側も受け取る側も、温かい気持ちで卒業を迎えられる素敵なプレゼントを選んでみてください。