【親のための野球】野球を教えられない親でも、自主練は手伝える|「教える親」より「一緒に見る親」になる3つの関わり方|プロ野球選手への道

はじめに

私の息子は、プロ野球選手になるという大きな夢を抱いています。
その夢を実現するためには、どれほどの努力と練習が必要なのでしょうか。
調べたところ、明確な情報は見つかりませんでした。

そこで、息子の成長記録を基に、プロ野球選手になるためには、どのような練習が必要で、どのくらいの練習量が必要かを紹介したいと思います。
この記録が、同じ夢を持つ他の方々の参考になれば幸いです。

もし息子がプロ野球選手になることができなかった場合、それ以上の練習量が必要であると考え、参考にしていただきたいです。

一日のスケジュール

6時 起床
7時 バッティング練習
7時30分 登校
16時 宿題
17時 野球の練習
18時 入浴
19時 ストレッチ
19時10分 休憩
20時 就寝

毎日、上記のような生活をしています。

子どもの自主練に、どこまで関わっていますか。

野球の経験がないから口を出せない。教えたいけれど、間違ったことを言ってしまいそう。そう感じている保護者の方は多いと思います。私自身も、技術を教える立場ではありません。

それでも、自主練に関わる方法はあります。しかも、野球の技術を知らなくてもできることばかりです。この記事では、わが家で続いている3つの関わり方と、やりすぎにならないための線引きをまとめます。動画版もあわせてどうぞ。

結論:親の役割は「教える」ではなく「伴走する」

先に結論を3つにまとめます。

  1. 一緒にやる(相手役になる)
  2. 動画を撮って一緒に見る(客観視の材料を渡す)
  3. メニューを一緒に考える(枠は親、中身は本人)

どれも、指導ではありません。教える親ではなく、一緒にやる親・一緒に見る親。この立ち位置に切り替えてから、わが家では自主練の時間がずいぶん続くようになりました。

結論:親の役割は「伴走」の三つ

一つめ:相手役になるだけでいい

ひとつめは、一緒にやることです。といっても、フォームを直したり、打ち方を教えたりする必要はありません。

ひとりではできない練習がある

キャッチボールの相手をする。ゴロを転がす。ティーにボールを乗せる。これだけで、その日にできる練習の種類が変わります。素振りやランニングはひとりでもできますが、捕る・受ける・投げ合う練習には相手が要ります

親が上手である必要は、まったくありません。むしろ、へたでもいいから続けて相手ができるほうが価値があります。

「やらせる」と「一緒にやる」は別もの

同じ時間を使うなら、「行ってきなさい」より「やろうか」のほうが、子どもは動き出しやすいものです。仲間や兄弟と一緒だと続くのと、同じ理屈だと思っています。競争させるのではなく、一緒に楽しむ側に回るということです。

一つめ:相手役になるだけでいい

二つめ:動画を撮って一緒に見る

3つのなかで、いちばんおすすめしたいのがこれです。

スマートフォンで自主練を撮って、その場で一緒に見る。これは、親が技術を教えられなくてもできるフォーム改善の方法だと考えています。

子どもは自分の動きを見られない

当たり前のことですが、本人は自分のフォームを見たことがありません。「もっと下半身を使って」と言葉で言われても、今の自分がどう動いているか分からなければ、直しようがないわけです。

撮って見せると、思っていた動きとの違いに、子どもが自分で気づきます。親が指摘しなくても「あ、腕だけで振ってる」と本人が言うことがあります。ここが大事な点で、親の役割は「教えること」ではなく「気づく材料を渡すこと」になります。

親の声かけも変わる

動画があると、親の声かけも変わります。感覚の話ではなく、見えたことの話にできるからです。「集中してないんじゃない?」ではなく「ここ、足が止まってるね」と言える。これは、野球経験のあるなしに関係なくできることです。

二つめ:動画を撮って一緒に見る

撮影は「練習メニュー」に書き込む

動画を撮るのがよいのは分かっていても、実際にはなかなかできません。わが家もそうでした。

「時間があったら撮ろう」では先送りになる

時間があったら撮ろう、と思っているうちに、何週間も過ぎてしまいます。解決策はかんたんで、その日の練習メニューの一項目として書き込んでしまうことです。素振り50本、キャッチボール、そして「動画をとる」。メニューに入れた日は、その日のうちにできます。

撮影を練習の後回しにせず、練習の一部として扱う。この切り替えだけで、実行できるようになりました。

同じ位置・同じ角度で撮る

撮り方のコツは、毎回できるだけ同じ位置、同じ角度から撮ることです。横からと正面からの2方向あれば十分です。

同じ条件で撮っておくと、前の動画と並べたときに変化が見えます。「先月より踏み出しが前に出ている」といった比較ができるようになると、本人のやる気にもつながります。

「撮る」は練習メニューに書き込む

見るときの問いかけは「比べる形」に

一緒に動画を見るとき、どう聞くかで会話がまったく変わります。

「どうだった?」では答えられない

「どうだった?」と聞いても、子どもはたいてい「ふつう」と答えます。抽象的すぎて、何を答えればいいのか分からないからです。

おすすめは、「さっきと今で何が違った?」という聞き方です。2つの試行を比べる形にすると、答えやすくなります。良し悪しを親が教えなくても、本人が違いに気づけます。

本人の言葉は書き留めておく

「さっきより下半身から動けた気がする」。そんなふうに、子どもが自分の言葉で感覚を語れたときは、その言葉を書き留めておきます。

言葉にできた感覚は、次の練習でも自分で呼び戻せます。逆に、親が用意した言葉は、その場では分かったつもりでも残りにくいものです。

見るときは「比べる問いかけ」に

直すテーマは、その日ひとつだけ

動画を見ると、直したい所がいくつも見えてきます。ここが、いちばん我慢のいる場面かもしれません。

ひとつに絞る

あれこれ伝えると、子どもはどれも中途半端になります。伝えるのは、その日ひとつだけ。そう決めておくと、親も迷いません。

親が目で確認できる言葉にする

選ぶときは、親が目で確認できる言葉にします。「もっと体を使って」ではなく「踏み出しをもう少し前へ」「グリップが下がらないように」。見て分かる形にしておけば、次に見たときに「今日はできていたね」と言えます。

数週間、同じ言葉を続ける

そして、その言葉を数週間ぶらさずに続けます。癖はすぐには直りません。毎回ちがう指摘をされるより、同じ言葉を追い続けるほうが変化が出やすいと感じています。

なお、フォームを作り直している時期は、一時的に結果が落ちることがあります。数試合うまくいかなくても慌てて元に戻さず、「今は作り直しの時期」と親子で共有しておくと落ち着いて続けられます。

直すテーマは、その日ひとつだけ

三つめ:メニューを一緒に考える

みっつめは、練習メニューを一緒に考えることです。ここでも、全部決めてあげる必要はありません。

枠は親、中身は本人

「今日は30分」「場所は庭」という枠だけを親が用意して、中身は本人に選ばせます。素振りにするか、守備の動きにするか、体幹のトレーニングにするか。

子ども自身が目標や取り組む練習を選べる形にすると、やる気と満足度が高くなると言われています。「選べている」「できている」「つながっている」という感覚が、続ける力になるという整理です。

放任とは違う

大事なのは、これが放任とは違うということです。枠(時間・場所・安全)は親が用意する。そのうえで、中身の選択を子どもに渡す。この組み合わせだからこそ、無理なく続きます。

また、学年が上がるほど子どもは自律を求めるようになります。同じ関わり方をずっと続けるのではなく、任せる割合を少しずつ増やしていくのがよいとされています。

三つめ:メニューを一緒に考える

やりすぎないための線引き

ここまで「関わり方」の話をしてきましたが、逆方向の注意も必要です。

関わりすぎは、応援ではなくプレッシャーになる

子ども本人が望んでいるのは、ほめること・理解することを中心とした関わりで、関わりが過剰になると、支援のつもりでもプレッシャーとして受け取られるという報告があります。大人が子どもの輪に入っていくと、良くも悪くも集中が乱れる、という指摘もあります。

黙って見る時間をまるごと渡す

そこでわが家では、技術練習の最中は口を出さずに見ているだけの日をつくるようにしました。「教える時間」と「任せる時間」を、日によって分けるイメージです。黙って見ていると、子どもが自分で工夫を試す場面が見えてきます。

気づいても、その場では言わない

その日の練習で課題が見えても、その場では指摘せず「次の練習で一緒に振り返ろう」と持ち越してよいと考えています。集中して取り組んでいる最中に水を差すより、本人がつかみかけた感覚を残すほうが大事だからです。

付き添えない日は、聞くだけでいい

仕事などで練習に付き添えない日もあります。そんな日は、帰宅後に「今日は何をやったの?」と聞いて、本人の言葉で説明させるだけで十分です。説明できること自体が、やらされる練習ではなく意味を理解して取り組んでいる証拠になります。

やりすぎないための線引き

「見る親」になるために準備しておきたいこと

「一緒に見る親」になるには、実は少しだけ準備しておくと関わりやすくなることがあります。
大がかりな準備ではなく、ちょっとした心構えの話です。

見る親になるための3つの準備
  • 比べる相手:他の子ではなく、過去のわが子と比べる。
  • 言葉の準備:否定から入らない声かけを考えておく。
  • 見る時間:短くてもいいので集中して見る時間をつくる。

HeatKeep

見る親になるための準備を紹介します

他の子ではなく、過去のわが子と比べる

つい他の子と比べてしまいがちですが、比べる相手は過去のわが子です。
少し前の動画や記録と見比べることで、成長を素直に喜んであげられるようになります。

否定から入らない声かけを考えておく

とっさに出る言葉ほど、否定的になりがちです。
あらかじめ「まず良かった点から伝える」と決めておくだけで、声かけの雰囲気は大きく変わります。

関わり方に迷ったときに思い出したいこと

親としてどう関わればよいか迷う場面は、これからも何度も出てくると思います。
そんなときに立ち返りたい考え方を持っておくと安心です。

教えられなくても、そばにいることに意味がある

技術的なことが教えられなくても、そばで見てくれている、関心を持ってくれているという事実そのものが、子どもにとって大きな支えになります。

完璧な関わり方を目指さなくていい

毎回うまく関われなくても、それでよいと思っています。
できる範囲で、続けられる形で関わり続けることが、結局は子どものためになるはずです。

まとめ:教える人でなくていい

  • 一緒にやる(相手役になるだけでいい。上手い下手は関係ない)
  • 動画を撮って一緒に見る(教えられなくてもできるフォーム改善)
  • 撮影は練習メニューに書き込む/同じ位置・同じ角度で撮る
  • 問いかけは「どうだった?」より「さっきと今で何が違った?」
  • 直すテーマはその日ひとつだけ、目で確認できる言葉で、数週間続ける
  • メニューは枠だけ親が用意し、中身は本人に選ばせる
  • 関わりすぎない線引き(黙って見る時間・その場では指摘しない)

野球を教えられないことは、関われない理由になりません。相手役になって、撮って、一緒に見る。そのくらいでちょうどいいのだと、続けてみて感じています。

まとめ:教える人でなくていい

※ 関わり方に唯一の正解はありません。学年や本人の性格によって、任せる割合を調整してください。

生徒との絆を深め、理想の学級を実現させませんか?