【中学技術】弓のこと金切りばさみの使い方|金属の切り方とテスト対策

はじめに

技術の実習で金属を切る場面になると、「弓のこと金切りばさみ、どっちで切るんだっけ」と手が止まってしまうことはありませんか。
どちらも金属を切る道具ですが、使い分けをあいまいにしたままだと、実習でもテストでも迷いやすくなるんです。

実は、この二つの使い分けは「材料の形と厚さ」という、たった一つの基準で決まります。
さらに、切り方のコツと、切りしろや切る回数の計算までつなげて覚えると、テストで問われやすい部分がまとめて整理できますよ。

この記事では、動画の20枚のスライドの流れに沿って、道具の選び方、弓のこの手順、金切りばさみの使い方、そして計算の例題までを順番に解説します。
授業を休んだ人も、テスト前にもう一度確認したい人も、自分のペースで読み進めてくださいね。

この記事で分かること
  • 道具の選び方:材料の形と厚さで、弓のこと金切りばさみを使い分けます。
  • 切り方のコツ:固定、刃の向き、力の入れ方、刃の奥で切る理由がわかります。
  • 計算と失敗対策:切りしろと切る回数の例題、刃が折れる原因を確認します。

金属を切る二つの道具の全体像

金属を手で切る道具は、おもに弓のこと金切りばさみの二つです。
どちらも電気を使わない手工具ですが、切れる材料の形と厚さがちがいます。
丸棒やパイプ、厚みのある板は弓のこ、約1ミリより薄い板は金切りばさみが向いています。
この記事では、この使い分けを軸にして、手順と計算を順番に整理していきます。

全体像のポイント
  • 弓のこ:丸棒・パイプ・厚い板を切る手工具。固定して、押すときに切ります。
  • 金切りばさみ:約1ミリより薄い板を切る手工具。直刃は直線、柳刃は曲線です。
  • 計算:切りしろと切る回数を考えて、部品の数と作業時間を出します。

ポイント1:弓のこで金属を切る手順と使い方

ここからは、弓のこで金属を切る手順を見ていきます。
ポイントは、刃の向き、材料の固定、力の入れ方の三つです。
この三つがそろえば、まっすぐ安全に切れます。

HeatKeep
HeatKeep

弓のこで金属を切る手順のポイントを紹介します

刃の向きとはり方で切れ味が決まる

弓のこの刃は、歯先が柄と反対の前向きになるように取り付けます。
弓のこは押すときに切れる道具なので、向きを逆にすると、どれだけ力を入れても切れません。
取り付けたら、ナットを回して刃をぴんとはります。
はりが弱いと刃がたるんで、切っている途中でぐらぐらし、線からずれたり刃が折れたりする原因になるんですよ。
刃がぴんとはってあれば、押す力が刃にまっすぐ伝わるので、切れ味も安定します。
最初の準備でここまで整えておくと、あとの作業がぐっと楽になりますよ。
ゆるんでいないかを見るだけで、失敗はかなり減ります。

刃には、山の間隔があらいものと細かいものがあります。
厚みのある材料にはあらい刃、薄い板やパイプには細かい刃を使い、材料にいつも三つ以上の山が当たっているようにするのが目安です。
山が少ししか当たらないと、刃が材料に引っかかって折れやすくなります。
切る前に、材料の厚さと刃の細かさが合っているかを確かめる習慣をつけましょう。

万力で固定して、軽く押して切り始める

切り始める前に、材料を万力でしっかり固定します。
固定が弱いと、切っている途中で材料が動いてしまい、線どおりに切れないだけでなく、けがの原因にもなります。
切る線は、万力のできるだけ近くにそろえておきましょう。
線が万力から遠いと、材料がしなって弓のこの力が逃げてしまい、切り口が曲がってしまうんです。
万力に近い位置で固定するほど、刃に力がまっすぐ伝わります。
万力のあごと材料の間にあて木を入れると、表面にきずがつきにくくなります。
締める力が足りないと動き、強すぎると材料がへこむので、ほどよく締めましょう。

固定できたら、けがき線に刃を当てて、刃の横に親指を添えて位置を決めます。
最初は力を入れず、短く軽く押して、小さな溝を作ります。
溝ができれば刃が逃げにくくなり、あとはまっすぐ切り進めやすくなります。
切り始めに時間をかけるほど、全体の仕上がりがよくなりますよ。

万力で丸棒を固定して弓のこで切る生徒の手元

押して切り、切り終わりは力を抜く

切り進めるときは、押すときに力を入れて、引くときは力を抜きます。
刃を引くときに強く押しつけると、刃先がすり減って切れ味が落ちてしまうからです。
刃の端から端まで大きく使い、一定のリズムでゆっくり動かすと、まっすぐ切りやすくなります。
急いで小刻みに動かすと、刃の一部だけが傷んでしまうので気をつけましょう。
1分間に60往復、つまり1秒に1往復くらいのゆったりしたペースが目安です。
刃を動かしている間は、枠を持つ手に余計な力を入れないようにしましょう。
力みすぎると手首が疲れて、線からずれる原因にもなります。

切り終わりが近づいたら、力を抜いてゆっくり動かします。
最後に勢いがついたままだと、枠が前に飛び出して手を切るおそれがあるからです。
切り落とす側は、反対の手で軽く支えて、落下を防ぎましょう。
切れたあとは、切り口に鋭いバリが残っているので、素手でなぞらないように注意してください。

弓のこのポイント
  • 刃は前向き:歯先を柄と反対に向けて取り付け、ぴんとはって固定します。
  • 線は万力の近く:材料のしなりを抑えて、線どおりに切りやすくします。
  • 押すときに力を入れる:引くときは力を抜き、切り終わりはゆっくり動かします。

ポイント2:金切りばさみの種類と薄い板の切り方

次は、薄い板を切る金切りばさみです。
こちらのポイントは、刃の種類、切る位置、そして安全への気配りの三つです。
切りたい線の形と、刃の奥で切ることを覚えておきましょう。

HeatKeep
HeatKeep

金切りばさみの使い方のポイントを紹介します

直刃と柳刃のちがいと選び方

金切りばさみには、直刃と柳刃という二つの種類があります。
直刃は、まっすぐな線を切るための刃で、刃先が直線的にできています。
柳刃は、刃が曲がった形をしていて、曲線や円に沿って切るときに向いています。
どちらを使うかは、切りたい線の形で決めればよいので、テストでも「まっすぐなら直刃、曲線なら柳刃」と覚えておけば大丈夫ですよ。
直刃で曲線を切ろうとすると、板が引っかかって切り口がぎざぎざになりやすいです。
ですから、切る前にけがき線の形をよく見て、先に刃を決めておくことが大切です。

ただし、金切りばさみで切れるのは、約1ミリより薄い板が目安です。
それより厚い材料を無理に切ろうとすると、刃がこじれて板が曲がったり、刃がいたんだりします。
厚い板や丸棒、パイプは弓のこの出番です。
道具を選ぶ前に、まず材料の厚さを測ることが、使い分けの第一歩になります。

金切りばさみの直刃と柳刃を比べた図

刃の奥で切り、ねじらない

金切りばさみは、刃の先ではなく、奥のほうで切ります。
刃の奥のほうが、てこの原理で力が入りやすく、少ない力でも切り口がきれいにそろうからです。
刃を大きく開いて奥まで材料を入れ、握りきるところまで使ったら、また開いて少し送り込みます。
この繰り返しで切り進めると、切り口がぎざぎざになりにくいんですよ。
刃の先だけで切ろうとすると、力が入りにくいうえに、板が刃のあいだからすべり出てしまいます。
刃は、けがき線のすぐ外側に当てて、線を残すように進めると失敗しにくいです。
あせらずゆっくり送るのがコツです。

切っている間は、刃をねじったり、こじったりしないようにします。
ねじると刃のかみ合わせがずれて、刃がいたむだけでなく、切り口が反ってぎざぎざになってしまいます。
反った切り口は、そのあとの組み立てにも影響が出ます。
手首を固定して、はさみをまっすぐ前に送るイメージで切ってみてください。

切り口のバリと安全

金属の切り口は、見た目以上に鋭くなっています。
切った直後に素手で切り口をなぞると、指を切ってしまうおそれがあります。
切り口の出っぱりをバリといい、バリはやすりで取って、角を丸めて仕上げます。
また、切りくずが飛ぶこともあるので、保護めがねをかけて作業するのが基本です。
安全に関する問題は、テストでもよく出るところですよ。
バリが残ったままだと、組み立てるときに部品がぴったり合わず、手もひっかけてしまいます。
切ったあとはすぐに、やすりをかけて切り口を整えましょう。
ここまでが、金属を切る作業の一つながりです。

作業の前後には、周りの確認も欠かせません。
作業台の上に切りくずが残っていると、手を置いたときにけがをするので、ほうきなどで片付けます。
切りくずは素手で払わず、道具を使って集めましょう。
このひと手間が、実習中のけがを防ぐことにつながります。

金切りばさみのポイント
  • 直刃は直線、柳刃は曲線:切りたい線の形で刃を選びます。
  • 刃の奥で切る:力が入りやすく、切り口がきれいにそろいます。
  • バリはやすりで取る:切り口は鋭いので、素手でなぞらず保護めがねも使います。

ポイント3:切りしろと切る回数の計算・よくある失敗

最後は、テストで出やすい計算と、実習でよくある失敗です。
計算では、切りしろと切る回数の二つを忘れないことが大切です。
失敗は、原因とセットで覚えると対応しやすくなります。

HeatKeep
HeatKeep

切りしろの計算と失敗対策のポイントを紹介します

切りしろを引いて個数を出す

例題です。長さ300ミリの丸棒から、50ミリの部品を切り出します。
切りしろは1回につき1ミリです。何個とれるでしょうか。
切りしろとは、刃が通ったあとに削られてなくなる材料の幅のことです。
300割る50で6個と考えがちですが、切るたびに1ミリずつ材料が減ります。
6個とるには、部品300ミリと切りしろ5ミリで、合わせて305ミリ必要です。
ですから、答えは5個になります。
実習でも、この切りしろを見落とすと、最後の一個分の材料が足りなくなります。
ノートに式を書きながら、一つずつ確かめてみましょう。

5個の場合は、部品が250ミリ、切りしろが5ミリで、合わせて255ミリ使います。
丸棒は300ミリなので、45ミリが余る計算です。
こうして「使う長さの合計が材料の長さ以内か」で確かめると、計算ミスに気づきやすくなります。
テストでは、切りしろを忘れた答えが誤りの定番です。式に切りしろを足す習慣をつけましょう。

切りしろの計算のポイント
  • 切りしろを足す:部品の長さの合計に、切る回数ぶんの切りしろを足して確かめます。
  • 材料の長さ以内か:合計が材料の長さを超えたら、その個数はとれません。
  • 式だけで迷ったら図にかく:切る場所に線を引くと、回数が目に見えます。

切る回数は、切り分ける数より1回少ない

もう一つ、切る回数の考え方です。
丸棒を4つに切り分けるとき、切る回数は4回ではなく3回です。
1本の棒を切るたびに、片方が1つ増えるので、4つに分けるには3回切れば足りるからです。
これを使って、例題2を解いてみましょう。
1回切るのに120往復かかり、1分間に60往復のペースなら、1回は2分です。
3回で6分になります。
ポイントは、「切り分ける数」と「切る回数」を別々に考えることです。
1回にかかる時間を先に出してから、回数をかけると、式がすっきりします。
かけ算の前に、まず図で回数を数えておくと安心ですよ。

ここで気をつけたいのは、4回と考えて8分と答えてしまう間違いです。
切り分ける数と切る回数は、ちがうものだと覚えておきましょう。
図にかいて、切る場所に線を引いてみると、回数が目に見えるのでまちがえにくくなります。
時間の計算では、往復数と速さの単位をそろえることも忘れないでくださいね。

刃が折れる・線からずれる、失敗の原因

実習で多い失敗には、それぞれ原因があります。
刃が折れるのは、材料をねじったり、強く押しすぎたりしたときです。
線からずれるのは、材料の固定が弱いか、切る線が万力から遠いときです。
金切りばさみで切り口が反ってしまうのは、刃の先だけで切ったり、刃をねじったりしたときが多いんですよ。
原因とセットで覚えると、テストでも実習でも対応しやすくなります。
テストでは、「刃が折れる理由」や「線からずれる理由」を答える問題が出ることがあります。
理由を一言で言えるように、原因と対策を組にして覚えておきましょう。

失敗したときは、刃を無理に引き抜かず、いったん手を止めて原因を確かめましょう。
折れた刃の破片は飛びやすいので、先生に伝えて安全に片付けてもらいます。
道具や材料が悪いのではなく、手順のどこかが抜けていることがほとんどです。
固定、向き、力の入れ方を一つずつふり返れば、次はうまくいきますよ。

弓のこの刃が折れた失敗例

テスト前の確認リスト

テスト前は、全部を読み返す時間がないこともありますよね。
そんなときは、ここに並べた五つだけでも確かめてみてください。
どれも、動画のまとめスライドと例題に出てきた、点につながりやすい内容です。
ひとつずつ、声に出して言えるかどうかを試してみると、覚えているかどうかがはっきりわかります。
言えなかったところだけ本文にもどって読み直せば、効率よく復習できますよ。

  • 道具の選び方:丸棒・パイプ・厚い板は弓のこ、約1ミリより薄い板は金切りばさみで切る。
  • 弓のこの向き:刃の歯先は前向きで、押すときに切れる。刃はぴんとはる。
  • 固定と切り始め:線は万力の近くにそろえ、最初は軽く押して溝を作る。
  • 金切りばさみ:直刃は直線、柳刃は曲線。刃の奥で切り、ねじらない。
  • 計算:切りしろを足して確かめる。切る回数は、切り分ける数より1回少ない。

よくある質問

弓のこと金切りばさみは、どちらで切ればいいですか

結論から言うと、材料の形と厚さで決めます。
丸棒やパイプ、厚みのある板は弓のこ、約1ミリより薄い板は金切りばさみが向いています。
迷ったときは、まず材料の厚さを測ってみてください。
薄い板を弓のこで切ることもできますが、刃が引っかかって折れやすく、時間もかかります。
反対に、厚い板を金切りばさみで切ろうとするのは、道具をいためるので避けましょう。
テストでは、材料の例を見て道具を選ぶ問題が出やすいですよ。
道具を選ぶときは、「形」と「厚さ」の二つを、声に出して確かめるのがおすすめです。

弓のこの刃は、押すときと引くときのどちらで切れますか

押すときに切れます。
刃は、歯先が柄と反対の前向きになるように取り付けるので、押す動きで材料をけずります。
そのため、押すときに力を入れ、引くときは力を抜くのが基本です。
木工ののこぎりは引いて切るものが多いため、向きが逆になって混同しやすいところです。
切れないと感じたら、まず刃の向きが逆になっていないか確認し、次に刃のはりがゆるんでいないかを点検してみてください。
テストでは、押して切るか引いて切るかを選ぶ問題で問われることがあります。
刃の向きと力を入れるタイミングは、セットで覚えておくと安心です。

切りしろの計算がうまくいかないときはどうしますか

まず、使う長さの合計を書き出して確かめてください。
部品の長さに、切る回数ぶんの切りしろを足した合計が、材料の長さ以内なら、その個数がとれます。
たとえば300ミリの棒から50ミリの部品を6個とると、300に5ミリを足して305ミリ必要になり、足りません。
式だけで考えて迷ったら、図に棒をかいて、切る場所に線を引いてみましょう。
切る回数と切りしろの数が目で見えるようになるので、計算まちがいが減りますよ。
検算のときも、同じ合計を足し直せば間違いに気づけます。
落ち着いて、一行ずつ書いていきましょう。

おわりに

金属を切る道具の使い分けは、材料の形と厚さで決まる、という一点が出発点でした。
丸棒やパイプ、厚い板は弓のこで、固定して押しながら切ります。
約1ミリより薄い板は金切りばさみで、刃の奥を使ってねじらずに切ります。

計算では、切りしろを足して確かめることと、切る回数は切り分ける数より1回少ないことを忘れないでください。
この三つを押さえておけば、実習でもテストでも、落ち着いて答えられるはずです。
テスト前に、確認リストをもう一度声に出してみてくださいね。

弓のこと金切りばさみの使い分けと計算のまとめ図

ご視聴ありがとうございました。
この記事の内容を動画でも解説しています。
ぜひご覧ください。

実習で差がつく切断のコツと安全の心がまえ

道具の選び方がわかっても、実際に切ってみると線からずれたり、刃が折れたりすることがあります。ここでは、実習中につまずきやすい場面と、その対処を順に見ていきます。

3つのポイント
  • ポイント1:切り始め:親指で刃を導き、軽く数回引いて溝をつくる。
  • ポイント2:材料の固定:切る線を万力の近くに出して、ぐらつきを防ぐ。
  • ポイント3:切り口の処理:切ったあとはバリを取り、手を守る。
HeatKeep
HeatKeep

実習で失敗しにくくなるコツを紹介します

切り始めは溝をつくってから力を入れる

弓のこでも金切りばさみでも、切り始めがいちばんずれやすい場面です。弓のこは、いきなり力を入れると刃が表面を滑ってしまいます。そこで、切りたい線の手前に親指の爪を当てて刃を導き、軽く数回引いて小さな溝をつくります。溝ができたら、刃の長さをいっぱいに使って、一定のリズムで動かします。急がず、ゆっくり大きく動かすほうが、結果として早くきれいに切れます。

刃が折れたときの原因と対処

弓のこの刃が折れる原因で多いのは、力の入れすぎと、材料の固定が甘いことです。刃を無理にねじると、細い刃は簡単に折れてしまいます。折れたら、まず手を止めて先生に伝え、新しい刃に交換します。そのとき、歯先が前向きになっているか、ぴんと張れているかを必ず確かめましょう。折れた刃で切り続けると、切り口が曲がりやすくなります。

切り口のバリと手の守り方

金属を切った直後の切り口には、バリと呼ばれるとがった部分が残ります。素手でなでると、けがをする原因になります。切ったあとは、やすりで角を軽く落とし、必要に応じて軍手や保護具を使います。金切りばさみで切った薄い板は、とくに端が鋭くなっています。完成したと思っても、最後に切り口を目で見て、指先で慎重に確かめる習慣をつけましょう。

材料別に考える道具の選び方と、よくある疑問

テストでは、材料の名前を示して道具を答えさせる問題が出ます。身近な材料に当てはめながら、考え方を整理しておきましょう。

パイプや丸棒を切るときの考え方

パイプや丸棒は、厚みがあって立体的な形をしています。金切りばさみは薄い板向きなので、このような材料には使えません。弓のこで切ると決めたら、材料が回って動かないよう、万力にしっかり挟みます。パイプはつぶれやすいので、挟む力を強くしすぎないことも大切です。切る線を万力のすぐ近くに出すと、振動が減って刃がぶれにくくなります。

アルミ板やトタン板のような薄い板

アルミ板やトタン板のような薄い板は、金切りばさみの出番です。板の端から切るときは、刃を大きく開いて、刃の根もとに近い部分を使うと軽い力で切れます。切り進めるとき、刃を完全に閉じきらず、少し手前で止めて次を切ると、切り口がなめらかになります。板の端は鋭いので、持つ手の位置にも気を配りましょう。

テストでよく聞かれる疑問への答え

よくあるのが、「どちらの道具でも切れそうな厚さのときはどうするか」という疑問です。迷ったら、材料の形で考えます。板なら金切りばさみ、棒やパイプなら弓のこです。もう一つは、「力を入れる方向」です。弓のこは押すときに切れるので、引くときは力を抜くと、刃が長持ちします。この二つを言葉で説明できれば、記述問題にも対応できます。

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