
大きく腕を振って、膝を高く上げて。走り方だけ直しても、足はなかなか速くなりません。
実は先に鍛えたいのは、地面を弾む「バネ」の力です。今日は、足を速くするために鍛えたい体の使い方を、
3つのトレーニングに分けて図解で整理しました。
結論:バネ→加速の姿勢→一歩目の順で

先に結論です。足を速くする体づくりは3つで考えると整理しやすくなります。
足首と膝のバネ、地面を斜めに押す加速の姿勢、そして一歩目の力です。
どれもフォームの練習とは別物で、走り方を直す前にこの土台があるかどうかで、伸びしろが変わります。
なぜ体づくりが大切なのか

走りの専門家によると、「ランニング」から「スプリント」に走り方を変えるだけでも、誰にでも伸びしろがあるといいます。
そのために必要なのが、少ない力で大きく弾む体です。膝や足首がぐらつくと、地面からの力がうまく伝わりません。
トレーニング1:アンクルホップ

1つ目は、アンクルホップです。膝を曲げず、足首も曲げずに、その場で連続してジャンプします。
空気の入ったボールのように、少ない力で弾む感覚をつかむのが目的です。ぐらつかず、まっすぐ弾むことを意識しましょう。
トレーニング2:壁ドリル

2つ目は、壁を使ったドリルです。壁に斜めに寄りかかり、加速するときの前傾姿勢をつくります。
膝を曲げずに、股関節だけを動かして片足を上げ下げします。腕ではなく、股関節で地面を押す感覚を体に覚えさせる練習です。
トレーニング3:スキップドリル

3つ目は、大きなスキップです。10メートルから20メートルの距離を、できるだけ少ない歩数で進みます。
地面を押し切ることと、足を素早く引き上げることの両方を意識します。一歩目の推進力を鍛える練習です。
1週間のメニュー例

進め方の目安は、週に2、3回、1回10分ほどです。これでも十分な出発点になります。
練習前のウォーミングアップに組み込むのもおすすめです。
成長期は関節や筋肉を痛めやすい時期でもあります。痛みがあるときは無理をせず、続くようなら専門家に相談してください。
家でできるドリル2つ
ドリル1:アンクルホップのやり方

その場に立ち、膝を曲げず、足首も曲げずに、小さく連続してジャンプします。
1セット20回ほどを2、3セットが目安です。音を立てず、まっすぐ弾む感覚をつかめたら、跳ぶ高さを少しずつ上げてみましょう。
ドリル2:壁ドリルのやり方

壁の横に立ち、体を壁に預けながら、外側の足を大きく上げ下げします。膝は伸ばしたまま行います。
1セット10回ほどを、左右2、3セットが目安です。ぐらつかず、股関節から動かせているかを確かめながら行いましょう。
まとめ

今日は、足を速くする体づくりを3つのトレーニングで紹介しました。
足首と膝のバネ、地面を押す加速の姿勢、一歩目の力。走り方を直す前に、この土台をつくることが近道になります。
動画でもあわせて解説していますので、ぜひご覧ください。










