学校は、勉強をするためにある場所です。
1日の半分以上が授業です。
しかし、授業は知識を蓄えるためにある時間ではありません。
もちろん知識は大切ですが、これから大人になる上で知識以上に大切なことはあります。
論理力や問題解決能力、コミュニケーションスキルなど、将来身につけておきたい力です。
だから、学校では、授業以外に体育祭や文化祭などの行事があります。
行事では、リーダーシップや企画力など、授業では学ぶことができない大切な能力を育むことができます。
そして、これらは大人になったときに知識以上に大切な力となるでしょう。
つまり、学校は、将来幸せになるためにある場所です。
だから、授業があるのです。
しかし、知識以外にも蓄えておく力はあります。
学校で主に身につけておきたい3つの力について紹介します。
それは、価値提供できるスキルとコミュニケーション能力、自己分析力です。
1つ目の価値提供できるスキルとは、周りの人の役に立つことができる能力です。
仕事とは、周りの人を幸せにするものです。
周りの人を幸せにする価値を提供することで、その対価としてお金が支払われます。
だから、学校ではあなたの好きなことや得意なことを伸ばして、周りの人を幸せにできるスキルを身につけましょう。
周りの人を幸せにできるスキルはどんなことでもよいです。
例えば、人の話を聞くとか、おしゃべりをするとか、些細なことでもよいです。
相手の話を受け止める力を身につければ、カウンセラーになることもできます。
話をして相手に価値提供できれば、営業部として将来活躍できます。
あなたの好きなことや得意なことを伸ばして、周りの人を幸せにできるスキルを磨きましょう。
2つ目はコミュニケーション能力とは、仲間と一緒に物事を成し遂げる能力です。
最近は、テクノロジーの発達により、一人でできる仕事が増えてきました。
しかし、一人で仕事をする以上に、仲間と協力して仕事をした方が、大きな成果を上げることができます。
また、一人で仕事をするより、気の合う仲間と仕事をした方が楽しいです。
そのために、周りの人の信用や信頼を得ることが大切です。
だから、コミュニケーション能力が重要なのです。
コミュニケーション能力とは、相手の求めていることや考えていることを正確に受け止め、的確に言葉を返すことが能力です。
また、自分自身の気持ちを伝え、相手に助けてもらう能力です。
仲間と共に、新しい企画を生み出していきましょう。
3つ目は自己分析力です。
将来、自分の好きなことや得意なことを仕事にした方が幸せになれますよね。
しかし、自分の好きなことや得意なことを案外わかっていない人が多いです。
そのためにも、自分自身の好きなことや得意なことを知る必要があります。
中学校では、毎日、日記を書きます。
日記は最も自分を知るために有効な手段です。
学校から帰ったら、一日の振り返りをしましょう。
特に、自分自身が成長したことや楽しかったことなど、プラスなことを振り返ることができるとよいです。
そうすると、どんなことに自分は幸せを感じられるのかがだんだんわかってきます。
そして、頑張りたいことや明日の予定などをまとめておくと、一日の充実度が上がってきます。
日々の振り返りをして、自分自身について詳しく知っていきましょう。