中学生に将来の夢を聞かれたときのアドバイス

「あなたは将来何になりたい?」「将来の夢は?」と周りの人から言われたことはありませんか。

または、自分自身で考えたことはありませんか。

将来の夢は、あなたを動かすエネルギーになります。

夢があるから頑張ることができるという人も多いことでしょう。

でも、「何になりたいか」よろも、もっと大切なことがあると思います。

それは、

どう生きたいか

です。

あなたには夢があります。

警察官になりたいとか、スポーツ選手になりたいとか。

こういう仕事に就きたいと考えている人は、少なくないはずです。

まだ夢は決まっていませんという人も、この職業に就くことができるといいなと漠然と考えはあると思います。

でも、どうしてその職業に就きたいのでしょうか。

もしかしたら、スポーツ選手を見てかっこいいと思ったからかもしれません。

もしかしたら、動物が好きで飼育員になりたいと思ったのかもしれません。

大切なことは、なりたい職業よりも理由にあるのです。

スポーツ選手になりたいという人は、どうしてスポーツ選手になりたいのかを考えてみましょう。

スポーツ自体が好きなのか、スポーツ選手はかっこいいと思ったのか、同じ夢であっても人それぞれ理由は様々です。その理由に人の大切な価値観が出るのです。

そして、理由に目を向けると職業は無数にあります。

スポーツ自体が好きなのであれば、スポーツ選手になることもできるし、コーチになることもできます。

スポーツ選手がかっこいいという理由なのであれば、もしかしたら他にもあなたがかっこいいと思える職業はあるのかもしれません。

どうしてかっこいいと思ったのか考えてみると答えは見つかるのかもしれません。

自分の特技を磨いた姿がかっこよかったのか、チームのために貢献できる姿がかっこよかったのか、かっこよさの理由を考えてみると、スポーツ選手以外にもかっこいいと思える職業はたくさんあるはずです。

「将来の夢は?」と聞かれると、あなたができることは、その夢を叶えるために努力することしか現時点ではできません。

しかし、「どう生きたい」という問いには、今すぐ実行に移し、叶えることができます。

人のために働きたいのであれば、今から人のために汗を流してみましょう。

かっこよく働きたいのであれば、あなたがかっこいいと思える人に今すぐなりましょう。

生き方はすぐに変えることができます。

何になりたいかよりも、どう生きたいかを大切にしていきたいですね。

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