面接指導のポイントは相手の心を動かすこと

面接練習が始まりました。

面接での目標は、相手にあなたのすばらしさを伝えることです。

そして、あなたのすばらしさで相手の心を動かすことです。

相手の心を動かすためには、ポイントがあります。

話し方のポイントをいくつか紹介しますね。

相手の心を動かすためには、本心を伝えなければなりません。

たった数分の面接ですが、言葉には人がでます。

思っていないことを口にしても、相手には伝わりません。

あなたも感じたことがあるのではないでしょうか。

例えば、普段、掃除を真面目に取り組んでいない人が、あなたに「しっかり掃除をやりましょう!」と言っても、その言葉はあなたには入っていかないですよね。

「お前だっていつも・・・」と思うはずです。

それと同じことが面接では起こります。

あなたが思っていないことを相手に伝えても、相手の心を動かすことはできません。

何となく嘘っぽく相手には聞こえてしまうのです。

だから、言葉を選ぶ必要はありますが、あなたが思っていることを素直に相手に伝えた方が相手には伝わるものです。

まずは、自分自身と向き合い、あなたの考えや感じていることを言葉にしましょう。

自分自身のことがわからなければ、面接で伝えたい内容を考えることはできません。

毎日、自分の感情や考えを日記にまとめてきた人にとっては、普段行っていることをそのまま面接の内容に合わせてまとめていくだけです。

自分の考えがまとまったら次にやることは、自分の感情が動いたエピソードを思い出します。

自分の感情が動かない限り、相手の感情を動かすことは不可能だからです。

「中学校で一番楽しかったことは何ですか?」という質問には、あなたが楽しくて心が動いた出来事を思い出してみてください。

そして、そのイメージを言葉にしてください。

エピソードはあなたの心を動かし、相手の心も動かします。

ありきたりな言葉ではなく、あなたにしか語ることができない内容を相手に伝えることができます。

エピソードを語れば、あなたは魅力的な人に相手には映るはずです。

最後に。

面接は、人が出ます。

また、普段の言葉遣いが出ます。

普段から敬語が使えていない人が、面接という緊張する場面で、とっさに敬語が話せるようになるわけがありません。

さらに、普段から礼儀の欠けている人が、相手の質問に答えながら、些細な気遣いに気を配れるわけがありません。

声の大きさや笑顔、姿勢なども同じです。

面接は、日常が出るのです。普段の生活から、魅力的な人間としてふるまっていきたいですね。

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