あなたは、人のよいところと直してほしいところのどちらに目が向きやすいですか。
その傾向によって、あなたが幸せになることができるかが決まります。
答えはすぐにわかると思いますが、当たり前ですが、人のよいところに目を向けられる人が幸せになれます。
逆に、人の直してほしいところに目が向く人は、幸せからは遠ざかります。
人は、よいところもあれば、直すべきところもあります。
例えば、趣味に没頭する人。趣味に没頭すれば、その分野において学びが深まります。
しかしその反面、趣味以外のことは、時間を割くことができません。
周りからは、趣味に打ち込んでいてすごいなと思われるか、自分のこと以外は何もやらないと思われるかのどちらかですね。
プラスの方に目が向けられれば、その人も、受け取り手はよい気持ちになることでしょう。
しかし、マイナスな方に目が向いてしまうと、その人も、受け取り手もよくは思わないでしょう。
以上のことが言えるのは、人によってよいところと感じるところと直すべきところの感じ方が違うというところに大きな原因があります。
例えば、明るい人がいたとしましょう。
ある人は、優しさを与えてくれるものだと感じます。
ある人は、優しさをおせっかいだと感じます。
同じ優しさでも受け取り手がどう解釈するかで、幸せになることができるかどうかが変わってくるということです。
つまり、受け取り手がどう感じようとするのか、相手の優しさに気づこうとするかが大切であるということです。
人は、よいところと直すべきところのどちらかで判断してしまうということは、わかったと思います。
そして、よいところに目を向けた方が、幸せになれることも、わかっていたことだと思いますが、改めて感じられたはずです。
多くの人が、人のよいところに目を向けていこうと思っていると思いますが、注意しなければならないことがあります。
それは、人は、ポジティブな面よりネガティブな面に目が向きやすいという特徴があるということです。
つまり、意識していないと、人の悪いところが目につきやすいということです。
なぜなら、人は、失うことを恐れます。得る喜びより、失う悲しみの方が大きいからです。
人の直すべきところに目が向いてしまったら、立ち止まって考えてみましょう。
相手に多くのことを望んでいないか、違う見方をすると相手のよいところを見つけられないか、考えてみましょう。
また、一日の終わりに、感謝を紙に綴りましょう。
感謝を振り返ることで、相手のよいところに目を向けられる心が育つはずです。
相手のよいところに目を向けられるすてきな人になろうね。