できる人とは!?聞くことも学習だと伝える学級通信

できる人とは!?聞くことも学習だと伝える学級通信

「見て見て」と、くだらないことでも息子は、見せたがります。
おどけてみたり、踊ってみたり、ささいなことでも見て見て願望がすごいです笑。

そのせいで、やるべきことがあるのに、ついつい息子との時間をつくってしまいます。

でも、かわいいんですね。
親バカですね笑。

しかし、いつの日か、「見て見て」と自分を表現することを恥ずかしいと思うようになります。
心の成長と伴って、恥ずかしいという思いを学ぶからでしょう。

また、相手の時間を奪ってはいけないと考えるからでしょう。
人は、成長するに従い、常識やマナーということを身に着けていきます。

礼儀やマナーは、人との関係をよりよくするためにあるものです。

礼儀やマナーを守ることは大切です。
礼儀やマナーがある人と一緒にいるのは心地がよいです。

しかし、礼儀やマナーを気にしすぎて、自分の行動に制限をかけすぎてはいけません。

礼儀やマナーとは少し違うことなのかもしれませんが、「相手にわからないことを聞く」という行為も、ためらってしまう人がいます。

きっと、相手に迷惑をかけてしまう。
または、わからないことを聞くことが恥ずかしいと考えてしまうことが原因なのでしょう・・・。

確かに、わからないことを聞くという行為は、相手の時間を使います。
わからないことを聞くということは、相手の時間を使って、自分の時間を生み出す行為です。

調べれば数分かかる内容が、聞けば数秒で終わります。

聞くことは、相手の数秒を使って、自分の時間を生み出すことにつながります。
また、新しい知識を得ることにつながります。わからないことを聞くという行為は、相手以上に自分にメリットがある行為です。

だから、ためらってしまうのでしょう。

しかし、相手にもメリットがあります。

それは、相手のわからないことがわかるということです笑。
他にも、相手の確認にもつながる、相手とかかわりをもつことにもつながるなど、様々なメリットが相手にも与えられます。

1年生の頃から「わからないことは何でも聞いてください。声に出せば、あなたのわからないことがわかります。逆に、声に出さないと、あなたはわかっているということで私はとらえます」と言い続けてきました。

なぜなら、私自身も聞くことにためらいを感じ、聞くということがなかなかできなかったからです。
そして、聞くという行為が大切なことだと大人になってから感じたからです。

昔はよく「わからないことがあったら調べなさい」と、よく言われたものです。
その通りです。

しかし、私は、その言葉を過剰にとらえ、「わからない」と声を出すことに罪悪感を感じていました。
でも、罪悪感を感じる必要はなく、わからないことを聞かないといけないなと今になっては思います。

大人になるまでに、身に着けてもらいたい力だなと感じています。

わからないことがあったら調べることも大切。
そして、わからないことはわからないと声に出すことも大切です。

ただ、わからないことを聞くときは、相手の状況を確認してから聞けるようになると、よりよいですよ。

学級通信一覧

学級通信を本にまとめました。

参考にしてください。

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