仲間とよい関係を築くためには、信頼関係が必要不可欠です。
信頼関係があるからこそ、安心できる関係を築くことができます。
人は、知らないものに恐怖を覚えます。
幽霊がよい例ですね。
幽霊ってどんなものなのかわからないから怖いんです。
人に危害を与えないとわかれば、幽霊に対する怖さは小さくなるでしょう。
また、スキーやスケートも同じです。
初心者の人は、滑り方がわからないから、スピードを出すことを怖がります。
滑り方を覚えてしまえば、ある程度のスピードを出しても安心して滑ることができます。
人間関係も同じです。
相手のことが理解できれば、安心して付き合うことができます。
相手が何を考えているのかわからないから、関係がぎくしゃくしてきます。
また、人を信じるより、うわさを信じるから、疑心暗鬼になります。
例えば、あなたが周りの人から「〇〇さんがあなたのことを嫌いって言っていたよ」と言われたとします。
あなたは、どう思うでしょうか。
また、どう行動するのでしょうか。
人間関係を得意とする人は、直接〇〇さんに確認するか、気にしないか、うわさを広める人より〇〇さんを信じるかのどれかです。
人間関係に怯える人は、人よりうわさを信じます。
直接〇〇さんに確認することを恐れます。
そして、不安にかられまた別の人に自分の悲劇を伝えます。
その結果、ますます〇〇さんとの関係が悪くなります。
そもそも「〇〇さんがあなたのことを嫌いって言っていたよ」と伝える人は、最低だと思いませんか。
人の気持ちが理解できない人だと私は思います。
あなたもわかっていると思いますが、うわさを伝える人は、〇〇さんも、うわさを広めた人の両者を不幸にします。
優しさのつもりで教えているのでしょうが、結果として両者を不幸にしているだけです。
二人の間が修復されるまで、間を取り持ってくれる人は信じてもよいかと思いますが、そういう人は伝えるだけで終わります。
うわさを広めるという責任を取らないということです。そういう人を信じる必要があるのでしょうか。
信頼関係を築くためには、相手を信じることから始まります。
変なうわさに右往左往するのではなく、相手を信じ抜くのです。
もちろん、信じることで裏切られることもあるでしょう。
しかし、相手を疑い続け、びくびくするよりも気持ちは楽になるはずです。
そのためにまず、自分自身を信じましょう。
自分を信じられる人は、相手を信じられる人です。
自分の目を信じ、心を信じてください。
きっと、あなたが大切にしたいと思った人は、信じる価値がある人です。