優しい人になるためには仲間と同様自分の気持ちにも目を向ける

思春期。

心が発達する大切な時期です。

自分自身のことで悩んだり、仲間との関係のことで悩んだり・・・。

私自身も経験したことだし、ほとんどの大人が経験してきたことです。

思春期は、「大人になるための階段」と例えられます。

思春期がくる時期は、個人差がありますが多くの人が中学生にきます。

そして、思春期を乗り越えなければなりません。

思春期を乗り越えるためには、自我の確立と自分自身を受け入れることから始まります。

あなたは優しいです。

仲間を大切にしています。

そして、優しいからこそ伝えたいことがあります。

それは、あなた自身を大切にするということです。

仲間を大切にできる人ほど、仲間の気持ちと自分の気持ちの葛藤を抱えることになります。

相手の気持ちを考えることができる人ほど、自分の気持ちより仲間の気持ちを大切にしてしまうことがあります。

そして、自分の声に耳を傾けず、仲間の思いだけに応えようとしてしまいます。

苦しくなったら思い返してください。

仲間の思いと同様、自分自身の気持ちを大切にする

ということを!

「仲間を大切に」多くの人から言われてきた言葉です。

私も何度も伝えてきました。

そして、あなたも大切にしてきたことです。

しかし、仲間を大切にするあまり、自分自身の気持ちをないがしろにするという訳ではありません。

自分の気持ちに耳を傾け、「仲間を大切にしたい」と思うから、「助ける」という行動につながります。

それが、心が成長してくると自然にできるようになります。

心は器です。

自分の気持ちが整理できず、器が揺れ動いていたら、仲間の気持ちを器に入れることはできません。

仲間の気持ちが器から溢れ出てしまいます。

それでは、本当に仲間を大切にすることはできません。

自分自身を傷つけて、仲間を思いやることなんかできないからです。

自分の気持ちを整理することで、心にゆとりができるから、仲間を大切にすることができます。

自分の時間を大切にし、自分自身の気持ちに正直になって初めて、仲間を大切にすることができるようになります。

サッカー選手の長谷部誠選手は「心を整える」という本で、試合前は黙想の時間を必ずつくると記しています。

仲間から遊びの誘いをされようが、黙想の時間を確保するために断るそうです。

しかしながら、長谷部選手は、多くの仲間から信頼されています。

長谷部選手は、何が大切か考え、その大切にしているものを貫き、チームに貢献しているからこそ多くの仲間から信頼されています。

自分自身で正義をもっているということです。

あなたも自分自身の心と向き合う時間を確保してください。

そして、あなたが大切にしたいと思うことは、仲間からの誘いがあろうが、断る勇気をもってください。

自分自身を大切にできる人は、仲間を大切にできるゆとりが生まれます。

そのゆとりが生まれれば、思春期を乗り越えたということではないでしょうか。

 

Twitterでフォローしよう

おすすめサイト
あなたにおすすめの記事