卒業まで登校日が残り約30日です。
つまり、入試まで約30日しかないということです。
目標を達成することだけに集中し、頑張りきることができるとよいですね。
そのために、なるべく目標以外のことに目を向けない方が結果を残しやすくなります。
残りの時間を有効活用し、頑張り切りましょう。
目標達成以外の時間とは、悩む時間です。
1月中に進路を決定します。
進路を決定したら、その目標に向かって頑張るだけです。
あっちの方がよかったかな・・・。
この志望校だと合格するか心配だな・・・と、悩んでも時間の無駄です。
悩むことで、勉強の効率は下がります。
悩み事ばかり頭に浮かんでしまい、学習内容が頭に入ってこなくなります。
不安は入試まで抱え続けることになりますが、悩まず、勉強だけに集中した方がよいです。
そのために、進路を決めるまでに、後悔がないようにひたすら悩みましょう。
また、勉強の質を上げるためには、ドーパミンを有効に活用するとよいです。
ドーパミンとは、熱中しているときに流れる脳内物質です。
ドーパミンという言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
このドーパミンを上手に使うことができれば、勉強の質は上がります。
ドーパミンをコントロールするためのコツとして、「目標を明確にする」と、その「目標を細分化する」があります。
まず、志望校に合格することをイメージしましょう。
そのイメージで、喜んだり、嬉しがったりなど、テンションが上がることが重要です。
そのテンションが上がったときに流れるのがドーパミンです。
だから、合格したときの感情や周りの様子など、できるだけ鮮明に思い浮かべて、ドーパミンを頭に流しましょう。
そして、その目標が達成できるように、目標を細分化します。
一カ月後の目標、一週間後の目標、一日の目標と、細かくわけていきます。
そして、その目標を毎日達成していくことで、ドーパミンを継続して流すようにします。
勉強への集中力が日に日に高まっていきます。
さらに、ドーパミン以上に大切な脳内物質を紹介します。
それは、セロトニンです。
セロトニンは、安心しているときに流れる脳内物質です。
このセロトニンが十分に流れているから、目標達成に向かって集中して取り組むことができます。
安心できていない状況。
例えば、空腹時や睡眠不足、イライラしているときなどの状況で、勉強に集中できないのは明らかです。
安心できていない状況での勉強は、前頭前野の働きが鈍くなり、内容が頭に入ってこなくなります。
安心できる環境があってこそ初めて、目標達成に向けて集中することができるのです。
セロトニンが生み出す安心が根底にあり、目標達成に向けてのエネルギーが出てくるのです。
しかし、入試のことを考えると不安は高まっていきます。
セロトニンが大切と言われても、不安は拭い去れないでしょう。
だからこそ、簡単にセロトニンを出す方法を紹介します。
それは、バナナを食べることです。
セロトニンの原料となる栄養素がバナナには含まれているからです。
もてるすべての力をつかって、目標達成に向かって頑張っていきましょう。