学校生活は人生そのもの

話し合いをしたいと言っている人がいるが、どうして話し合いをした方がよいのだろうか。
話し合うとは、話す+合うです。
思いを伝えて相手の心を動かしたいという気持ちがなければ、話し合いは無意味です。
話し合いの目的は、学級がこうなってほしいという願いをもって、仲間の心を動かしていくことです。
ただ単に、自分の考えを伝える発表会とは違います。
ただ単に、仲間の意見を聞くという説明会とも違います。
自分の思いを伝え、仲間の思いを聞き、仲間の考えと自分の考えの差異を埋めることで話し合いと言えるのです。
だから、話し合いをする前に、「楽しさ」と「目標達成」の立場を決めておく必要があります。
合唱コンクールは「楽しさ」を優先したいのか「最優秀賞をとりたい」のかのどちらになってほしいという願いが一人一人にあることが話し合いの大前提であります。
どちらでもよいという考えでは、話し合いになりません。
人の言いなりになるだけです。
指示待ち人間と言います。
「楽しさ」と「目標達成」の思いに軽重はあるにせよ、どちらかの立場に立たないと話し合いにはならないのです。
そして、「楽しさ」と「目標達成」を両立させることは難しいです。
例えば、風音の生活の記録にあるみたいに、遅刻をしてきた人がいます。
あなたたちは、どんな行動が正しいと思いますか。
「楽しさ」と「目標達成」の行動は違ってきます。
楽しさを求めるのであれば、遅れてきた人を見逃すという行動をするでしょう。
相手に嫌な気持ちをさせまいと、注意することをためらうでしょう。
場の雰囲気は悪くはなりませんが、遅刻する人は減らないことが多いです。
さらに悪いことに、遅刻する人が増えていくことが予想されます。
「目標達成」を第一に考えた場合、遅刻した人に声をかけるという行動をとります。
声をかければ、場の雰囲気が悪くなるかもしれません。
また、声をかけられた人が、逆ギレをされるかもしれません。
心ない学級なら立ち直れなくなるかもしれません。
「楽しさ」と「目標達成」を決めるというということは、合唱コンクールをどのようなものにしたいかという方向性を決める重要なものなのです。
これは、今後の人生でも同じです。
来年経験する受験でも同じです。
志望校があるとして、今の楽しさを優先して、勉強より遊びや休憩を選ぶのか、今の楽しさを捨てて志望校合格を選ぶのか。
楽しさと目標達成が0対100の割合になることはほとんどないとは思いますが、どちらかを選ばないといけない場面は、人生何度かあります。
学校生活は人生そのものなのです。

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