
人間関係の悩みを抱えている人は多いです。
悩みランキングに「人間関係の悩み」が入ってくることは珍しくありません。
大人になっても人間関係の悩みを抱えている人はいます。
大人でもそうなのですから、ましてや中学生が人間関係の悩みを抱えることは当然です。
「先生、人とうまく関われないのですが・・・」「◯◯さんとけんかしてしまって・・・」と相談を受けることがあります。
周りの人は上手に人間関係を築いているのに僕だけ・・・といった思いを抱えている人もいます。
でも、あなただけではありません。
心理学者のアドラーは「すべての悩みは対人関係の悩みである」と言っているくらい、人間関係の悩みを抱えている人は多いのです。
しかし、喜びを感じる瞬間もまた、人との関わりから生まれることが多いです。
悩みと同様、
すべての幸せは対人関係からくる幸せである
と思います。
一人で遊ぶより大勢の人と一緒に遊んだ方が楽しい。
「◯◯ができるようになった」と一人で喜ぶより、周りの仲間が一緒になって喜んでくれた方が嬉しい。
など、一人では得られない喜びを、仲間と一緒なら感じられます。
人は、人と接しないと1週間もすれば悩みを抱えるみたいです。
人との関わりは幸福感や安心感を与えてくれます。
ではどうしたら人間関係の悩みを少なくし、幸福感を多く得られるようになるのでしょうか?
答えは、
人を大切にすること
です。
人とは、仲間の他に自分自身も入ります。
人間関係の悩みを抱えている人の多くが、仲間を大切にするあまり、自分自身の気持ちをないがしろにすることが多いです。
つまり、
悩みを抱える=人との関わりを大切にしている
ということです。
仲間を大切にするくらい自分自身のことを大切にしてください。
仲間との約束を守るのであれば、自分自身との約束も守ってください。
仲間と一緒に遊ぶ時間は守るのに、自分自身で立てた目標は守らない。
それでは、どんどん自信をなくしていってしまいますね。
また、仲間の気持ちを大切にするのであれば、自分自身の気持ちも大切にしてあげてください。
仲間が苦しんでいたら、優しく声をかけますよね。
それと同じように、自分自身が苦しんでいたら、自分自身に優しく声をかけてください。自分自身の気持ちに正直になってください。
自分自身を大切にできる人は仲間を大切にすることができます。
人間関係の悩みを抱えている人は、まずは自分自身を大切にしてみましょう。
きっと、自分自身を大切にできれば、いま以上に仲間を大切にできると思います。
対人関係の悩みとの向き合い方
悩みがあること自体を否定しない
人間関係で悩むのは、それだけ人とのかかわりを大切にしている証拠です。悩むこと自体を責めず、自然なこととして受け止めましょう。
一人で抱え込まず相談する
対人関係の悩みは一人で解決しようとすると視野が狭くなりがちです。信頼できる人に話すことで、新しい見方が得られます。
小さな関係から丁寧に築く
いきなり大きな人間関係を築こうとせず、目の前の一人との関係を丁寧に築くことが、すべての幸せの土台になります。小さな意識の積み重ねが、数か月後には大きな違いとなって表れてきます。こうした積み重ねが、生徒一人ひとりの成長を確かなものにしていきます。担任がこの視点を持ち続けることが、学級全体のよい変化につながります。









