将来のために知ることより考えることの大切さを学級通信で伝える

「勉強って大切なのだろうか？」

一度は考えたことがあるかと思います。
私も中学校の頃は考えていました笑。

こんなことを言ってしまうと教師として失格なのかもしれませんが、学校で勉強したことが生活で役に立つことはあまりありませんからね・・・。

ただ、役に立つか立たないかは別として、勉強することは必要です。

努力して成功した体験。
様々な人が知恵を振り絞り、発見してきた数々の定義定理への感謝など、自分自身の器を大きくします。

そして、勉強があなたと社会をつなげます。

中学校の勉強は、すべてが役に立つという訳ではありませんが、自分自身の幅を広げます。

そして、大人になれば、勉強が直接役に立ちます。勉強が仕事に直接いかせるようになります。
社会人になって、友達と話をすると、「俺今までこんなに勉強したことがなかった！」という言葉を聞きます。
大人になれば、勉強の価値がわかります。

それは、中学校で勉強するという経験をしてきたからこそ、大人になっても勉強ができるということでもあります。

でも、「勉強へのやる気が・・・」という人は多いと思います。

将来、何が必要かわからないからです。
直接、勉強したことが生活につながらなければ意欲が湧かないのはわかります。

しかし、そういう人こそ、将来、何が必要になるのか考えてください。
考える時間を確保してください。

社会の現状や社会に求められているものを見極めてください。

技術で言えば、５GやAI、SDGｓなどでメリットやデメリット、目標などが考えられています。
IoTやブロックチェーンなど、新しい言葉も生まれています。

しかし、技術的な面が発展している一方、プログラマが不足しています。
そして、日本は、アメリカや中国、韓国など、世界の国からICTという面で遅れをとっています。

きっと、他の分野でも調べれば、社会に求められているもの。
将来、社会で求められるものの予測がつけられると思います。

将来、何が必要かどうかは待っているものではなく、自分自身の力で見つけていくもの

です

だから、「勉強をやる意味がわからない」ではなく、やる意味を自分自身の力で見つけていかなかくてはなりません。

勉強の意味がわからない＝ゲームや遊びに走るではない

のです。

遊びは大切です。

遊びからは自分の特技や好きなことが見つかります。
そして、遊びを極めれば技能が身につきます。

さらに、仲間が増えます。遊びは、人生を豊かにする大切な要素です。
しかし、遊びだけではだめだと思います。

遊びを仕事に結びつける力が必要になります。それが勉強です。

あなたの好きなことと、社会に求められているものが重なったときに、進むべき道が見つかります。

そして、その道を見つけ出せるのは、あなたしかいません。

勉強の価値を見出すのはあなたしかいません。