合唱コンクール当日の学級通信

いよいよ今日が合唱コンクール本番。

昨日の練習を見ていると、やっぱりこの学級っていいな。
担任として幸せだな。
この学級が目標を達成してほしいな。と思える時間でした。

昨日の3時間目終わりに木工室から戻り、教室へ向かいました。
いつものように合唱練習をしているあなたたちの姿がありました。
パート練習をしていましたね。
リーダーが指示を出し、バスパートは練習をしていました。
そして、歌い終わるとリーダーはある人に「よくなったよ」と声をかけました。
すると、ある人はバスパートのメンバーでつくった輪の回りを飛び跳ねながら喜んでいました。
その姿が微笑ましく思えました。
5時間目の練習。
表情や歌声、とてもすばらしかったです。
しかし、最優秀賞を取りたいと意気込んだ合唱コンクールでしたが、ここまでくるまでには長い道のりでした。
仲間の声に気づいていないふりをし、傷ついたり傷つけられたり・・・一人一人の思いがばらばらでした。

間違っているとわかっていながら、雰囲気を壊したくなくて何も言えないあなたがいました。

状況を変えたいにもかかわらず、嫌われたくないと何もできないあなたがいました。

言うことを恐れ、言っても聞いてくれないと言い分けをして逃げているあなたがいました。

仲間の頑張りに気づいていながら、俺には関係ないと見て見ぬふりをしているあなたがいました。

変なプライドを捨てられず、あえて仲間の声に耳を傾けないあなたがいました。

変わらなくては!と思っていながら、そんなキャラではないと一歩踏み出せないあなたがいました。

でも、諦めなかった。諦め切れなかった。

自分の弱さと向き合い、仲間との隔たり向き合い、壁を乗り越えようとするあなたがいました。

自分や仲間を傷つけてでも、自分の思いを仲間にぶつけ歩みよろうとしました。

自分や仲間と向き合うのはつらかった。
本当は逃げたかった。

しかし、あなたたちが発したどの言葉にも、

仲間に変わってもらいたい。仲間を信じたい。仲間と共に目標を目指したい。

この仲間が好きだから この仲間が大切だから

という思いがありました。

「心を一つに」と、口では簡単に言えます。
でも、本当の意味で、「心を一つに」できている人たちは何人いるのだろう。
人間誰しもが、同じように考え、同じような気持ちになることはけっしてありえません。
口では簡単に「心を一つに」と言えますが、「心を一つに」ってとっても難しいんです。

「心を一つに」っていう意味は、全員の考えや気持ちを一つにすることではありません。

全員が全員の思いを受け止め認め、わかり合うことです。

そして、共通の目標に向かって真っ直ぐ共に歩いて行くことです。

自分や仲間と真剣に向き合ってきたあなたは強い。
あなたたちと一緒に練習できなかった仲間もあなたたちを見ています。
今日あなたたちの合唱を聴いています。

無敵とは敵がいない

ことです。

合唱をすばらしいものにしようと、仲間と向き合ってきたあなたたちに敵はいません。
あなたと共に、あなたの思いを応援してくれる仲間がいます。
あなたたちは今日、すばらしい合唱を全校やこの学級の仲間に伝えるだけです。

あなたたちには、それぞれ違う思いを認めてくれる仲間がいます。
自分の思いをきっとわかってくれると、安心できる仲間がいます。
あなたと一緒に歌えなくても、あなたと同じ思いをもった仲間がいます。
間違いなく、今日は感動ある合唱になるはずです。
あとは、本番を迎えるのみですね!!

大好きなあなたたちに感動を!

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