人間は弱い生き物です。
つい愚痴が出てしまうこともあります。
きっと誰もがそうでしょう。
愚痴を言わば、気持ちが少し楽になります。
しかし、愚痴は相手を不愉快にします。
愚痴を聞くことが好きな人はほとんどいません。
愚痴を聞くことが好きな人は、相手を下に見ることで自分自身の存在価値を高めようとしている人だけです。
愚痴は相手の笑顔を奪います
だから、愚痴を言うときに知っておいた方がよいことは、
愚痴は相手に聞いてもらっている
愚痴はなるべく言わない方がよい
ということです。
そして、愚痴を言い終わった後に「愚痴を聞いてくれてありがとう」と相手に感謝するのです。
愚痴を言う人は、自分自身に自信がありません。
そして、自信がないから、責任を取ることもできません。
常に誰かの裏に隠れることしか自分自身を守ることができません。
面と向かって当事者と話し合うことができないのです。
では、どうしたら愚痴を減らすことができるのでしょうか。
それは、
人を動かす立場に挑戦する
ことです。
愚痴は、他人が自分自身の思うように動かないときに出てきてしまうものです。
だったら、自分自身で物事を決められる立場になればいい!
それが、できないなら愚痴を言う資格はないと自分自身に言い聞かせるのです。
実際に人を動かす立場になってみると、愚痴を言う立場ではなく、愚痴を言われる立場に変わります。
人を動かす立場になってみると、一部のメリットのみではなく、全体のメリットを得るために、様々な視点から考えなければならないことに気が付きます。
そして、そのことがわかると、愚痴を言っていた自分が小さく思え、愚痴を言っていた相手に感謝する気持ちが芽生えます。
心が成長するということです。
相手の立場になってみることで、愚痴はかなり減るでしょう。
文句があるなら偉くなれ
私が、愚痴をこぼしそうになったときに思い出す言葉です。
愚痴を言うということは、誰かのせいにし、責任逃れをしようとしていること、愚痴が出るということは自分自身が小さいということを思い出すようにします。
そして、その愚痴を胸に秘め、エネルギーに変えるように努めます。
愚痴をエネルギーに変える方法をいくつか身に付けておくと、逆境に強くなりますよ!一つでも身に付け、活力に変えて、道を切り開いていってください。