
あなたにとって大切なことって何ですか?
将来の夢を聞くと、お金もちになりたいと答える人が少なからずいます。
もちろんお金は大切ですし、すてきな夢ではありますが、お金以外にも大切なことはたくさんあります。
そして、お金がすべてであると感じてしまうと、他の幸せに気づくことが困難になります。
あくまでお金は道具にしかありません。
では、何が幸せに近づくものなのでしょうか?
例えば、健康です。健康な人にとっては健康な状態は当たり前と思うかもしれませんが、健康な状態であることだけで幸せなことです。
あなたも熱が出たり、風邪をひいたりしたことがあることでしょう。
また、花粉症に悩み、夜眠れなくなったり、目が痒くなったりして苦しむことがあったことがある人もいるでしょう。
健康な状態から異なったとき、人は健康な状態って幸せなことなんだと感じることができます。
ところが、しばらく健康な状態が続くと、その幸せが薄れていってしまいます。
そのため、健康はないがしろにされ、別の幸せを求めてしまうのです。
しかし、健康でいる以上に幸せなことはありません。
健康を崩してまで、お金を追い求める必要はないのです。
健康な状態であることに感謝できるとよいですね。
他にも、時間や周りにいる人、自然など大切なことはたくさんあります。
そして、あなたはもう大切なものを手に入れているにもかかわらず、気づかない人が多いのです。
もし、あなたが、お金だけに囚われていたら、他の幸せに目を向けましょう。
お金も、幸せになるために必要なものなのかもしれませんが、お金以外にも、あなたが幸せになることができるものはたくさんあります。
そして、お金だけ手に入っても、幸せになることは難しいでしょう。
お金は、幸せになるための1%に過ぎないからです。
あなたは、幸せです。そのことを忘れないでくださいね。
お金では買えない幸せの見つけ方
お金で得られる幸せもありますが、それだけでは満たされない部分があることに、多くの人が大人になってから気づきます。中学生のうちから別の幸せに目を向けることには意味があります。
私が3年生の担任をしていた年は、12月に入った最初の号で、幸せになるために気をつけたいことを学級通信に書きました。一部だけ紹介します。
学級通信より|3年生・12月|3年間で1,000枚以上のうちの1枚
「幸せになるために」
担任のことば:「結局は、何事も丁寧に行うことができる人が、周りから大切にされる。」
12月に入った最初の号です。幸せになるためには2つのことに気をつければよい、と紹介しました。1つ目は、お金より時間を大切にすること。お金は「まだ足りない」と欲が続くけれど、時間は限りがあるから、どう使えば自分らしく生きられるかを考えられる。2つ目は、幸せの定義を他人に決めさせず、自分で決めること。幸せは物の量ではなく、考え方で決まる、と結びました。
この号から使えること:受験が近づくと「合格=幸せ」になりがちです。この時期に「幸せの定義は自分で決める」という話をしておくと、結果に追い詰められにくくなります。
4月の初日から100号分をまとめた「学級通信100号」は、公式LINEで無料でお届けしています。
感謝された経験を思い出す
誰かに「ありがとう」と言われた経験を思い出させることで、お金では買えない幸せの実感につながります。感謝された瞬間の気持ちを言葉にしてもらうことも効果的です。
日常の中の小さな幸せに気づく
友達と笑い合った、家族と食卓を囲んだといった日常の場面にも、お金では測れない幸せが隠れています。特別な出来事だけでなく、日常に目を向ける習慣を伝えます。
学級通信でこの話を伝えるコツ
- お金を否定しない:お金の大切さも認めたうえで書く。
- 具体的な場面を挙げる:抽象的な幸せ論にしない。
- 日常への視点で締める:特別な日だけに限定しない。









