「手伝えなくてごめんね!」私が、仕事をしていると、学校の先生方によくかけていただく言葉です。
私は、放送の担当なため会があれば、マイクやプロジェクタなどの準備をします。
しかし、多くの先生方から上記の言葉をかけていただけます。
しかも、学年の先生方は、他の仕事をしてくれているのにも関わらずです。
「手伝えなくてごめんね!」心が温かくなります。
また、私はよくミスをします。
放送機器は突然機嫌を損ねることがあります笑。
事前に動作を確認するのですが、本番になってうまくいかないということはけっこうあります。
かなり焦るんですよね笑。
しかし、私のミスなのにも関わらず、多くの先生は「いいよ。いいよ!」と声をかけてくれます。
先生の中には、「この会は俺が担当だから、この会でのミスは俺の責任だから笑」と声をかけてくれます。
私は、多くの先生方から支えられています。
私の周りには、私自身が感じている責任と同じくらい、自分のことのように責任をとってくれる人がいます。
そういう集団は温かいです。
心優しい方が周りにいると頑張ろうと思えます。
この学級もそういった集団になるといいなと願っています。
もちろん、自分自身の責任を周りの仲間と共有するという訳ではありません。
責任を共有すれば、気持ちは楽になりますが、集団が向上することはありませんからね。
自分自身の仕事や責任といった視点で物事をとらえるのではなく、学級の仕事や責任として物事をとらえられるといいなと思います。
例えば、給食の準備を速くするのであれば、給食委員会と同じくらい責任を感じられるとよいです。
無言清掃を目指すことも、環境委員会と同じくらい責任を感じられるとよいです。
よい団をつくるのであれば、団長と同じくらい一人一人が責任を感じられるとよいです。
それが、あなたたちがよく使う言葉、「リーダーだけに頼らない」という意味ですよね。
うまくいかないのであれば、リーダーと同じくらい責任を感じましょう。
リーダーと同じくらい、どうしたらうまくいくようになるか考えましょう。
一人一人が自立・自律できると集団はさらに居心地のよいものになっていきます。
「手伝えなくてごめんね!」
その言葉を心の底から言えるようになれば、「信頼」は深まります。
仲間の責任を自分自身のことのように感じられる
そんなすてきな人になりたいね。