あなたは、効率よく勉強することができているでしょうか。
「勉強の効率なんて考えたこともなかった」という人もいるのかもしれません。
勉強の効率を考えることで、勉強の質が劇的に高まるのです。
つまり、同じ時間勉強をしても、学習内容の定着に違いがでるのです。
では、どのような勉強の仕方をすれば、効率のよい勉強になるのでしょうか。
1つ目は、勉強だけをする時間を確保することです。
つまり、勉強以外のことはやらない時間を確保するということです。
人は、1つのことしか集中することはできません。
勉強しながら、スマホをいじるということはできないということです。
勉強しながらスマホをいじることができるという人は、「勉強する」と「スマホをいじる」を交互に行っているということです。
つまり、勉強からスマホ、スマホから勉強といった行動を変えるたびに、集中をリセットしているということです。
人は、集中し始めるときに大きなエネルギーを消費します。
つまり、勉強しながらスマホをいじるというのは、学習内容の理解が少ないものの、脳は、へとへとの状態になってしまうということです。
また、音楽を聴きながら勉強する方が、勉強が捗るという人がいます。
しかし、音楽を聴きながらの勉強は逆効果です。
スマホと同じように、「音楽を聴く」と「勉強する」ことの集中を繰り返しているだけです。
つまり、いつも集中し直しているということです。
音楽を聴くことは、運動や作業の効率を高めるということはあるみたいです。
しかし、勉強は逆効果になることは頭に入れておきましょう。
2つ目は、学習の目標を明確にすることです。
つまり、勉強する前に、「今日はこれを理解しよう」と、目標をはっきりさせましょう。
そうすることで、ただ闇雲に勉強するよりも、学習の定着は高くなります。授業も同じです。
授業が始まる前に、学習したい事柄を決めておくのです。
そうすることで、先生の話も入ってきやすくなります。
3つ目は、朝起きたらすぐに勉強することです。
1日の中で、一番集中できる時間帯をあなたは知っていますか。
それは、朝です。
しかも、朝起きてから2~3時間以内が一番集中できると言われています。
あなたは朝、何をしているでしょうか。
ただぼーっとして過ごしたり、スマホをいじったりしてはいないでしょうか。
朝、起きた後すぐに勉強をすると、一日の中で一番集中力がある状態で、勉強をすることができます。
効率が上がるのはわかりますね。
注意したいのは、朝起きてぼーっとしている人。
もしかしたら睡眠時間が足りていないのかもしれません。
睡眠時間が原因なのであれば、睡眠時間を確保することを第一としましょう。
睡眠が不足すると、認知機能が低下します。
つまり、二日酔いの状態と同じということです。
中学生であるあなたは、お酒を飲んだことはないと思いますが、酔っ払いの人のイメージはありますね。
そのような状態で勉強できると思いますか。
できるわけありませんね。睡眠はとっても大切です。
効率のよい勉強と効率が悪い勉強があります。
効率のよい勉強を身につけ、あなたの努力が成果へとつながるようにしましょう。