言葉や思いを受け取り相手に伝えるためには行動するしかない

相手の思いに応えると、相手が喜びます。

言葉や思いを受け取ってもらえると嬉しいんです。

逆に、言葉や思いを受け取ってもらえないと相手は悲しみます。

人は、相手に期待し、信頼しようとするから、感謝したり、苦しくなったりします。

そして、言葉や思いを受け取ると、相手に伝えるためには、行動することしかありません。

 

先日、部活動激励会に向けて、「応援団を引き継いでいってほしい」と話が先輩からありました。

10分近く、応援団の魅力について語ってくれましたね。

そして、最後に「よかったら、応援団をつくってください。考えてください」と、言葉を残していきました。

 

その次の日、あなたたちの日記には、「応援団に入りたい」と書いてくる人が多かったです。

しかし、先輩は、あなたが自ら動いて、応援団をつくるために行動してほしいと願っていました。

応援団は、日記で書くだけでは結成されません。

いくら日記に「応援団に入りたい」と熱く綴ったとしても、応援団をつくることはできません。

先輩が熱く語った次の日に、行動に移すことができた人はいませんでした。

頑張りたいという思いをもっているのに、動き方を知らずに、応援団を結成できないとなると、先輩を悲しませる結果となってしまいます。

先輩の思いを受け取りたいと思っているあなたにとって、望まぬ結果となってしまいます。

 

そこで、次に日、応援団をつくるためには、どうしたらよいか応援団をつくりたいと考えている人と一緒に考えました。

「応援団を結成するためにはどうしたらよいと思う」と投げかけると、「仲間を募る」「学年の前で宣言する」などと言った答えが返ってきました。

さらに、「そのために何をしたらよい?」と聞くと、「学年主任の先生に、学年の前で話す機会をもらえないか相談してみます」と、すっきりした顔で、その人は答えました。

そして、すぐに学年主任のもとへ行き、学年の前で話す時間を確保できるように、学年主任と一緒に考えました。

そのときに、たまたま応援団を引き継いでほしいとあなたたちの前で熱く語った先輩が、学年主任と相談しているところを見ていたそうです。

その先輩はどのような気持ちになったか、簡単に想像できますね。

 

相手の言葉や思いを受け取ることは、相手を喜ばせます。

信頼が深まります。

そして、その「受け取る」と言うことを相手に伝えるためには、「行動」しかありません。

きっと、まだどのように「行動」したらよいかわからない人は多いと思います。

だから、たくさん挑戦しましょう。

そして、失敗しましょう。失敗の数だけ学びは大きくなります。

かっこよく、きれいな行動をする必要はありません。

相手のためにと心から滲み出た行動なら、泥臭くても遠回りしても、すべてあなたのために、相手のためになります。

まずは、悪戦苦闘して動いてみることから始めてみましょう。

それが、自分や相手を幸せにしていきます。

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