辛いときや大変なときはいつでも訪れます。
中学生だから大変だと感じることもあると思いますが、大人になっても辛いときや大変なときはあります。
だから、中学生で辛いことや大変なことを乗り越える経験をしておくと大人になったときにも、その経験が役に立つということです。
あなたは辛いときや大変なことが起こったら何をするでしょうか。
もしくは、何をした方がよいと思いますか。
辛いことや大変なことが起こったときは、様々な対処法がありますが、私の経験からよいと思う対処法を紹介します。
1つ目は、感情を受け入れるという方法です。
まず、いったん、辛いことや大変なことは受け入れ、どうしようもできないと諦めます。
その次に、1㎜でも前へ進むことができることを淡々と行っていくのです。
感情は脇へ置き、やるべきことを少しずつ進めていくのです。
そうすれば、問題は少しずつ解決していくし、数時間後には、やるべきことが終わり、何もしなかったよりも、数時間後の心のダメージが少なくなるのです。
2つ目は、人に話しを聞いてもらう方法です。
人は、言葉にして、相手に共感してもらうと心が安らぎます。
もし、相手に言うことができないのであれば、紙に書きなぐる方法もよいでしょう。
一度、自分のもやもやを話すなり、書くなりして、いったん外に出してしまいましょう。
3つ目は、自分ができることと、自分ができないことを分けましょう。
例えば、友達とけんかをして悩んでいるとしましょう。
あなたができることは、けんかの原因を考えることと、自分が悪いと思うことを相手に謝ることです。
自分ができないことは、あなたの謝罪で、相手が許してくれるかどうかです。
許すかどうかは、相手の問題です。
もし、相手が許してくれないのであれば、もう一度謝るか、違う仲間とかかわるようにしましょう。
上記の方法を、身につけることができれば、大人になっても辛いことや大変なことが起こっても、前へ進んで行くことができるはずです。
最後に。
どうしようもなく辛くなったら、もう逃げましょう。
そして、元気になったときにもう一度、問題を解決しようと頑張ればよいのです。
自分なりの乗り越え方を中学校で身につけていこうね。