結果は、多大な努力の1%しか表れません。
結果を残している人は、その100倍努力しています。
結果だけを追い求めている人は、結果を出すことはありません。
結果を出すために必要な土台となる部分ができていないからです。
では、結果を出すための土台とはいったいどんなものなのでしょうか。
最も大切なものは、思いです。思いの部分がぶれていると結果を出すことはできません。
例えば、受験に合格したいという目標があったとしましょう。
受験で合格するためには、勉強が大切です。
勉強を頑張った人が受験で合格します。
そのことは、誰もが知っていることです。
しかし、勉強より休憩・・・。
勉強より遊び・・・。
など、勉強以外のものを捨てる決断ができなければ、結果は出ないでしょう。
そして、思いが行動を生み、習慣をつくります。
行動に移すほど思いが高まっていなければ、よき行動や習慣は生まれません。
思いの上に行動や習慣はつくられます。
そして、その上にスキルや方法がのります。
だから、結果ばかりを求めてスキルや方法を身につけても、結果は出ません。
同じ方法を実践しているにもかかわらず、結果が出ないのは土台の部分が定まっていないからです。
結果はピラミッドの頂点に位置し、その下に何百倍もの大きな土台があることを忘れてはなりません。
結果が出ないと悩んでいる人は、土台の部分に目を向けてみましょう。
しかし、目標を叶えたい・・・と思う人は、まずは、責任を取るべきことと自分では責任が取れないことを明確にしましょう。
このことは最も大切な思いの部分にかかわってきます。
思いを持ち続けられない原因として、自分自身の責任を取ろうとせず、自分自身では手に負えないことを頑張ろうとします。
受験で言えば、あなたがやるべきことは勉強です。
勉強をするかしないかはあなた自身の責任です。
勉強に向かう姿勢に関しては、あなたが責任を取りましょう。
しかし、入試でどんな問題が出るかということについては、あなたが決められるわけではありません。
あなたがやるべきことは、どんな問題が出たとしても対応する準備です。
それ以外にも、友達のことや勉強量のことなど、あなたがどうこうできない問題はあると思います。
あなたが、できることについては頑張りましょう。
あなたがどうしようもできないことは、頑張ろうとせず、あなたがやるべきことに力を注ぎましょう。
受験まで、残りの時間はあまりありません。
できるだけ、受験に関係しないものは捨てる勇気をもちましょう。
本当に手に入れたいものだけを頭に入れて、目標に向かってどりょくしていってください。