「情けは人のためならず」と言う言葉がありますね。
人に親切にすると、巡り巡って自分に返ってくるという意味です。
しかし、それだけでなく、人に親切にすること自体が自分自身を幸せにするのです。
人に親切にすると、脳にオキシトシンという物質が流れます。
オキシトシンは、別名、幸せホルモンと言われています。
つまり、人に親切にすると、相手だけでなく、自分自身が幸せになるのです。
でも、自分って人に親切にできているかなと、考える人もいることでしょう。
しかし、多くの人は、普通に生活しているだけで、多くの人に安心や喜びを与えています。
例えば、挨拶。挨拶も人に与える行為です。
気持ちのよい挨拶を、相手からもらったらどうでしょうか。
両手を高く上げ、笑顔で、大きな声で挨拶されたときのことを想像してみましょう。
きっと、心が安心するはずです。
そんなすてきな挨拶でなくても、声をかけられるだけで、心が動くのではないでしょうか。
人は、人とのつながりを感じたときに、喜びを感じやすいのです。
他にも、勉強。普段あなたは、学校へ通い、家では宿題をして頑張っていますね。
あなたが、勉強を頑張ると、保護者の方は、安心することもあるでしょう。
少なくとも、あなたの一生懸命な姿を見ると、私は嬉しいです。
親切にしようと、気負う必要はありません。
あなたが、周りを大切にしたいという気持ちがあれば、それだけで幸せになることができます。
自分も大切。
でも、相手はもっと大切。
その心があれば、自分自身が幸せになることができます。