テストが終わり、すべてのテストが返ってきました。
テストの見直して同時に、勉強への取り組み方を見直してみましょう。
竹と同じように、人も節が真っすぐに育つことができるのです。
竹は、節があるから強い雨や風があっても折れずに耐えて伸びることができます。
人も同じで、変わり目が成長するチャンスです。
この変わり目で節をつくることができれば、大きく成長することができることでしょう。
だから、小手先だけ変えるのではなく、芯を変えられるようにしましょう。
勉強で言えば、テスト週間だけ頑張ればよい、課題を終わらせればよいと考えるのではなく、日常に目を向けてみよう。
毎日の勉強に目を向けてこそ、結果につながっていきます。
例えば、定期テストまで約3ヵ月あります。
毎日2時間勉強をすれば、2時間×30日×3ヵ月=180時間、勉強することができます。
それに比べ、テスト週間だけ勉強したとしましょう。
毎日8時間勉強したとしても、8時間×7日(1週間)=56時間、となります。
実際に、8時間勉強をしようと思っても、平日8時間はかなり厳しいです。
それにもかかわらず、テスト週間だけ頑張ったとしても、日頃から頑張っている人に比べると、勉強時間は半分にも満たないです。
小手先だけ変えようと思ったとしても、結果に結びつかないのは明らかですね。
また、人は心が大切です。
何が言いたいかと言えば、勉強以外のよりよい習慣ができるからこそ、勉強でも頑張ることができるのです。
逆を言えば、勉強を頑張ろうと思っても、他の部分で甘えがあると、勉強でもどこかで甘えが出てしまいます。
例えば、日頃の勉強時間を増やそうと思っても、掃除をいい加減にしたり、当番活動をいい加減にしていたりする人は、勉強時間を増やそうと思っても長くは続かないということです。
どこかで、これくらいならいいやと、自分でラインを緩めてしまい、勉強時間が日に日に減っていくのです。
部活でも同じですね。
強いチームほど、道具の整理整頓や扱い方は丁寧なものです。
強いチームほど、練習以外にマナーや礼儀に割く時間は多いです。
なぜなら、自分勝手で配慮のかけた選手は伸びないからです。
人は、常に選択との戦いです。
もう少し頑張ろうと思うか、これくらいならいいやと諦めるか、常に自分と戦い続け勝っていかなければなりません。
そのため、どこかで手を抜いてしまうと、必ず大切な場面でも手を抜いてしまいます。
人は、心です。日常の生活をしっかりさせ、あなたの大きな目標を叶えてみましょう。
節目がチャンスです。
太い節ができるように、今から大きく自分を見直し、真っすぐに伸びていこうね。