一生懸命頑張ることが楽しいと思える学級
こんな学級をつくることができれば、きっと「勉強ができるようになりたい」「目標を叶えたい」「毎日を楽しくしたい」など、あなたが望んでいるものが手に入りますよね。
一生懸命頑張ることが楽しいと思える学級。どうしたら、そういう集団をつくることができるのでしょうか?
それは、
一人一人が与える人(Giver)になる
ことです。
人はそれぞれ考え方も価値観も違います。
勉強を大切に考えている人もいれば、行事を大切にする人もいます。
楽しさを1番に求める人もいれば、安心を1番に求める人もいます。
だからときに集団は、価値観のズレが生じます。
価値観のズレは、一人一人の成長を促すものでもありますが、ときに、集団の足を引っ張る要因になることもあります。
価値観のズレが、プラスに働く場合と、マイナスに働く場合の違いは、一人一人のつながりの深さです。
価値観のズレが、マイナスに働くことのほとんどが、相手への不信感です。
「どうして今そんなことをするの?」と、相手のことがわからないから不信感を覚えます。
もし、相手のことがわかれば、相手の行動に納得できることが多いでしょう。
だから、価値観のズレから生じる出来事がマイナスに働く場合は、相手への不信感から生じます。
さらに言えば、相手とのコミュニケーションが少ないから、相手を信じられないから、不信感が生じます。
だから、相手と関わりをもとうと一歩踏み出せる人は、相手への不信感はかなり減ります。
つまり、相手に与えられる人は、仲間との信頼関係を築くことができるということです。
きっと、相手との信頼関係を築くことができれば、相手の短所に目がいくのではなく、長所に目がいくようになります。
長所が出せる、長所を与えられる学級になれば、人に与えられる人が増えます。
結果として、一人一人の絆が深くなり、相手が大切にしていることを自分も大切にできるようになります。
つまり、
一生懸命頑張ることが楽しいと思える学級
をつくれるとうことですね。
そのために、あなたがまず、相手と関わろうとする与えられる人になろう。
あなたと価値観が違うなと感じている人に話しかけよう。
きっと、価値観のズレがそんなにないことに気がつくから!
重要度に比率はあれ、誰しもが、勉強も大事、行事も大事と考えています。
また、楽しさも大事、安心も大事と考えています。多くの人が、同じものを求めています。
大切なことは、相手のことを知ろうと一歩踏み出す勇気です。