
中学生のテスト勉強法を学級通信で伝える!アウトプットは最大のインプット
「勉強をしているけど結果がなかなかついてこない・・・」という悩みを抱えている人は多いのではないしょうか。
結果がついてこないと勉強を頑張っている人ほど、不安は大きいと思います。
そこで、結果が出る勉強例を一つ紹介します。
まず、勉強方法には大きく2種類あります。
インプットの勉強とアウトプットの勉強です。
インプットの勉強とは、教科書を読んだり、参考書の内容をノートに写したりする勉強のことです。
インプットのよさは、新しい知識が頭の中に入ることです。
知識を増やしたいと思えば、インプットをする以外にありません。
インプットとは逆に、アウトプットの勉強とは、問題を解いたり、人に学びを伝えたりすることです。
アウトプットのよさは、知識の定着や応用ができることです。
インプットは、知識を増やすことはできますが、定着することはできません。
つまり、わかった気でいるという状態です。
よくテストのときに、「わかっていたのに答えが出てこなかった・・・」「やっぱりそうか・・・」と後悔するときがあると思います。
そういったことが起こる原因は、アウトプットの勉強不足です。頭の中にある知識を、出力する勉強が足りなかったということです。
インプットとアウトプットの勉強はどちらも大切ですが、「どちらが大切か」と聞かれれば、アウトプットの方が大切だと答えます。
テストという限られた場では、アウトプットできなければ、勉強してきた努力が全く意味をなさないからです。
かなりひどい言い方ですが、本当のことです。
では、どうしたらアウトプットができるようになるのでしょうか。
すぐに実践可能なアウトプット法は2種類あります。それは、
・問題を解く
・解き方を人に解説する
です。
「問題を解く」ですが、ひたすら問題集を解きあさってください。
そして、わからない問題はずっと考えるのではなく、すぐに解説をみて一晩おいてください。
次の日にその問題を解きます。
問題が解けたらしばらくその問題は放置しても構いません。
次の新しいわからない問題に取り組みます。
これを続ければ間違いなく力はついてきます。
「解き方を人に解説する」ですが、学んだことを人に解説してください。
例えば、授業で学んだことを休み時間になったら仲間に伝えます。
それだけで、知識は定着します。
家に帰った後も親や兄弟に伝えます。
家に帰ってから、授業の内容を説明できれば、かなり知識は定着しています。
もし、誰かに説明ができなくても、人形やぬいぐるみなどの相手学びを解説しても効果があります。
つまり、学んだことをかみ砕いて、自分の言葉で表現するということが重要だということです。
日々の勉強では、これらの勉強を繰り返してください。
そして、テスト前には、一度テスト範囲をアウトプット勉強法で見直してみます。
100点が取れるという自信がつくまでアウトプット勉強法を繰り返します。
それが、できたら必ず結果はついてきます。
結果が出るまで3ヵ月間かかります。
この方法を3ヵ月間続けることができれば、あなたは違った自分になれます。
最後に、私の好きな言葉を紹介します。高橋歩さんの言葉です。
できるまでやれば必ずできちゃうわけだから
さあ、勉強に取り組みましょう!
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