自分の好きなことと社会が求めているニーズが合うことが大切

あなたは何を基準に進路選択をしていますか。

「お金持ちになりたい」「スポーツ選手になりたい」「遊んで暮らしたい」「自由な時間がほしい」など、小さい頃は思っていたはずです。

ちなみに私の息子は、「野球選手になって、電車を運転したい」と言っています笑。

でも、いつの日か、よい大学に行きたい。とりあえず大学に行こうかな。

就職できればよいかな。

など、どんどん目標が変わっていきます。

現実に目を向けた夢に変わっていきます。

「野球選手で電車の運転手」は、どんな夢?って思いますからね笑。

年を取るにつれて、理想から現実に目を向けた夢に変わっていきます。

進路を考えていく上で、現実に目を向けることは大切です。

しかし、「現実」のとらえって難しいです。

よく進路を考える上で基準となるのが、「自分が行けそうなところを行きます」ということ。

あながち間違ってはいないと思いますが、最適な答えではないと思います。

「自分が行けそうなところへ行く」というメリットは、同じような志や力をもった仲間と切磋琢磨できるということです。

また、このような考えをもって進路を選択する人は多いので、「みんなと同じ」という安心感を得ることができます。

「自分が行けそうなところを行きます」という答えには、メリットが多いです。

しかし、その答えが最適な答えかというとそうではないような気がします。

技術科の授業でも伝えたように、今はプログラミングが注目されています。

そして、2030年に、79万人のプログラマーが不足すると言われています。

つまり、プログラミングさえできてしまえば、就職には困らないということです。

また、ICT機器が急速に発達しているため、ICTを活用できる人が今後、重宝される時代となってくるでしょう。

何が言いたいかというと、「自分が行けそうなところを行きます」という答えより、

社会が何を求めているのか

どんな力を身につけたいのか

という視点をもって、進路を選んだほうが、よりよい進路選択になる可能性が高いということです。

もちろん、中学校の段階で歩んでいく道を決めることは難しいと思います。

私もそうでした。しかし、できるだけ早く歩んでいく道を選んだ方が、圧倒的に将来活躍できる可能性が高いです。

みんなと同じだから安心ではなく、将来を見据えて進路を選択したほうが安心だと思います。

私は技術の内容に関したことしかアドバイスをすることはできません。

しかし、他の分野でも知っておいたほうがよい情報はあるはずです。

社会の現状を知り、10年後社会がどうなっているのか予測してください。

その予測がよりよい進路選択につながると思います。

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