リーダーとして大切にしたいことって何だと思いますか。
いくつかありますが、今回は、思いを語るという点においてお伝えしていきます。
リーダーの役割は、仲間に夢を見させ、モチベーションを上げることです。
だから、誰よりも、夢に対して熱い思いをもち、ときに感情をあらわにする必要があります。
例えば、夢に向かっての企画が失敗したとしましょう。
スポーツだとイメージしやすいため、試合で負けたことを想定します。
あなたは、リーダーの立場だったらとしたら、試合で負けた後、チームのメンバーになんて話をしますか。
試合での反省点を述べるリーダーは、いることでしょう。
また、チームに励ましをかけるリーダーもいることでしょう。
しかし、一番伝えたいことは、あなた自身が感じている悔しい気持ちです。
「悔しい」「悔しい」「悔しい」と、感情をあらわにすることが、もっともすべきことでしょう。
その後に、反省点を述べ、「みんなでこれからも頑張っていきたい」ことを伝えればよいのです。
人を動かすのは感情です。試合で負けて次につなげるためには、試合で負けた正直な表にするのです。
その後すぐ、練習に移すのです。
リーダーは、夢を示し、その夢に向かって集団を前進させる人です。
だから、試合で負けた場面以外でも、チームのメンバーに思いを語りましょう。
語って語って語って、夢に向かって熱い思いを語りながら、感情をメンバーに伝えましょう。
どんな姿になってほしいのか。どんなチームを作りたいのか。
そして、このチームにどんな感情になってほしいのかを!
きれいごとを並べるだけの人がリーダーではありません。
ときに感情をぶつけ、泥臭いことも熱く語ることができる人が、集団を引っ張っていくことができます。
リーダーを経験しているあなた。
もしくは、リーダーに挑戦しようと思っているあなた。
ゴールはリーダーになることではありません。
肩書だけのリーダーに価値はありません。
むしろ、リーダーでなくても、熱い思いをもち、メンバーに思いを語ることができる人は、肩書がなくても、リーダーの役割を果たしているということが言えます。
あなたが、メンバーの心を動かし、集団を向上させてくれることを願っています。