自ら動く生徒を育てるために

2年生は自ら動く。

4月の出会いであなたたちに伝えた内容です。

中学校の目標は、自立・自律。

中学校で、多くのことに挑戦して成功や失敗を経験しましょう。

その経験が、3年生で自立・自律した先輩になる栄養となります。

また、将来、あなたの背中を押してくれる力に変わっていきます。

 

2年生がスタートして、自ら動く場面が多く見られるようになりました。

最近は、「仲間の言葉を受け取ってね!」と、話をするだけで、学級が動いていきます。

 

例えば、

給食の時間は、なるべく静かに、準備や片付けをしようと心がけています。

ときに、話し声が大きくなることがあります。

私から声をかけようかなと思うと、必ず、係や代表者が「静かにしてね」と、声を出します。

また、「いただきます」の前や帰り会の時間に、係や代表者が、給食の時間の反省をします。

私からは、「仲間の言葉を受け取ってね」と言うだけ!

また、朝登校したら消毒をしてコロナ対策に努めています。

4月は、係が一人一人に消毒するように呼びかけていました。

そして、数日前に「朝登校したら余裕をもって消毒して下さい」と係から連絡がありました。

その後、私から「仲間の言葉を受け取ってね」とあなたたちに伝えました。

次の日から、自ら消毒をする人が増えましたね。

2年生は自ら動く。

今、2年生は、自ら動くことができていると思います。

そして、何より、自ら動こうとしている人が大勢いることに喜びを感じます。

2年生では、登校したら宿題を提出し、係が全員提出してあるかチェックをすることとなっています。

昨日は、学校朝会があったため、1時間目までに、宿題チェックが終わりませんでした。

しかし、学校朝会を終え、教室へ戻ると、係が宿題チェックの続きをやっていました。

一時間目から授業があったため、私が宿題チェックが途中でも、提出物をもって行こうとすると、「すみません・・・まだチェックが終わっていません」と、申し訳なさそうに、係が私に伝えてきました。

「全然大丈夫だよ。むしろ、持っていてごめんね」と、その係に伝えました。

教室へ戻ったらすぐに、宿題チェックの続きを始めたこと。

「すみません・・・まだチェックが終わっていません」の言葉を発することができたこと。

どちらも、責任をもって係の仕事に打ち込むことができているからこそ、現れた行動、発する言葉だなと感じました。

2年生は自ら動く。

失敗を恐れずに挑戦しなさい。

挑戦した結果が、成功でも失敗でもあなたの力になって返ってきます。

挑戦は勲章です。

失敗も勲章です。

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