なかなか一歩踏み出すことができない人がいます。
変わろうと思っても、変われない人がいます。
それは、行動に移していないからです。
一歩踏み出す前に、できない理由を考えてしまい、行動に移すことができていないからです。
成功する人と成功できない人の違いは、即座に行動ができるか、できないかの違いだけです。
すぐに行動できる人は、失敗するのも早いです。
同じ失敗をするとしたら、早い時期に失敗した方がよいと思いますか。
それとも、一定の時期が経ってから失敗した方がよいと思いますか。
どちらがよいかは、明らかですね。
もちろん、早い時期に失敗した方がよいです。
なぜなら、軌道修正する時間が、より多く確保できるからです。
同じ失敗をするのであれば、早く失敗した方が得なのです。
だから、迷ったら様子を見るのではなく、行動に移してみましょう。
でも、その選択が間違っているかも・・・と思う人もいることでしょう。
しかし、よく考えてみてください。迷うということは、どちらにもメリットとデメリットがあるということです。
メリットしかないのであれば、迷う必要はないですからね。
つまり、どちらの選択をしたとしても、片方のメリットは得られないということです。
迷うだけ、時間を無駄にしているということです。
さらに、即座に行動に移すことができない人ほど、選択を先延ばしにしてしまうという癖があります。
例えば、20時から勉強しようとしたとしましょう。
即座に行動に移すことができる人は、20時の少し前から勉強ができる人が多いです。
しかし、即座に行動することができない人は、20時を過ぎてしまうと、「20時を過ぎてしまった・・・20時30分から勉強を始めよう」と、行動に移すことを先延ばしにしてしまいます。
もちろん、20時30分になったら、21時から始めようと、ずるずるいってしまうことは、安易に想像がつきますね。
行動に移すためには、エネルギーがいります。
なかなか行動に移すことができないのは、初めの一歩が、一番エネルギーを使うからです。
行動に移すことは、大変なのです。
多くの人が、行動に移すことより、できない理由を考え、選択を先延ばしにしてしまいます。
選択を先延ばしにすれば、一時の安心は得られますが、得られたチャンスを見逃すことにつながってしまいます。
つまり、結果として、損をしているということです。
迷ったら即行動。そのことを心に刻んでいき、よりよい道をつくっていけるとよいですね。