教育現場で働くなら常勤より非常勤講師がおすすめな理由

はじめに

教育現場での仕事は、多くの人にとってやりがいのあるものであり、社会貢献度が高いとされています。
しかし、常勤教員として働くことは、拘束時間が多くストレスが溜まることもあり、やりがいだけではなく大きな負担も抱えることになります。
そのため、最近では副業として非常勤講師として働く人が増えてきています。

本記事では、教育現場で働くなら常勤よりも非常勤講師がおすすめな理由について、詳しく解説します。
教育現場での働き方を検討している方や、今よりも働き方を変えたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

常勤教員のデメリット

時間外の業務や責任が多くストレスが溜まりやすい

常勤講師は、正規教員と同じように指導以外にも学校運営や行事の企画・実施、保護者対応など、多岐にわたる業務を担当することがあります。
そのため、定時で帰れないことも多く、ストレスが溜まりやすいというデメリットがあります。

時間の差

待遇が不満足な場合がある

講師の業務は契約に基づいて行われるため、解雇される場合があります。
非常勤講師も常勤講師と同じように、解雇される可能性はありますが、非常勤講師は副業が可能です。

常勤講師は、毎年契約更新の時期になると、自分の職場が続くかどうかわからなくなります。
学校の生徒数や予算などによって、必要な人数が変わるからです。
また、自分の評価や人間関係も影響します。
契約が更新されなかった場合は、他の学校に応募するしかありませんが、その時期は他の常勤講師も同じように動いているので、競争率が高くなります。

さらに、給与や待遇の低さがあります。
常勤講師は、教員と同じ仕事をしているのに、給与は教員よりも低く設定される場合があります。
また、昇給や賞与もほとんどありません。
福利厚生も教員よりも劣っています。
退職金や年金もありませんし、社会保険に加入している場合でも自己負担が高くなる場合があります。

非常勤講師のメリット

柔軟な働き方ができる

非常勤講師は、自分の得意な教科や時間帯を選んで授業を担当できます。
また、契約期間や勤務日数も自分の都合に合わせて調整できます。これにより、家庭やプライベートとの両立がしやすくなります。
非常勤講師は、契約に基づいた時間内に指導を行えばよいため、自分のスケジュールに合わせた働き方ができます。
また、短期間の契約であることが多く、ライフスタイルの変化に合わせて働くことができます。

非常勤講師の仕事量は、常勤講師と比べて圧倒的に少ないです。
常勤講師は、正規教員と同じような仕事量をこなすのに対して、非常勤講師は、教科指導のみを行えばよいです。
そのため、常勤講師と比べて非常勤講師は、時間に余裕が生まれます。

働き方に応じた収入アップが期待できる

非常勤講師は、勤務時間が増えることで収入をアップすることができます。
そのため、自身のライフスタイルに合わせて勤務時間を調節し増やすことで、収入を増やすことも可能です。

非常勤講師は、コマ数で給与が決まるため、コマ数を調整して、給与を簡単にコントロールすることができます。

非常勤講師

非常勤講師は、午前中のみの勤務でも、約16000円稼ぐことができます。

ストレスを軽減できる

常勤講師と比べ、責任や業務量が少ないため、ストレスを軽減することができます。
また、拘束時間が少ないため、プライベートの時間を確保することもできます。

私は、正規教員から非常勤講師になることで、一日の生活スタイルががらりとよい方向に変わりました。
正規教員から常勤講師になったとしても、以下のような生活スタイルを手に入れることは難しかったことでしょう。

一日の生活リズム

常勤教員から非常勤講師へ転身するメリット

自分のライフスタイルに合わせた働き方ができる

常勤講師と比べ、非常勤講師は柔軟な働き方ができます。
週数時間から契約であるため、自分のライフスタイルに合わせて働くことができます。

非常勤講師は、自分が担当する授業の時間以外は自由に使えます。
私はこの時間を利用して、趣味や家事、執筆などを行っています。
また、休みも自分で決められるので、旅行や家族との時間も確保しやすいです。

さらに、非常勤講師は、自分が担当する授業の数や単価によって収入が変わります。
私はこの柔軟性を活かして、自分のニーズに合わせて授業を調整しています。
例えば、貯金したいときは多くの授業を引き受けたり、生活費が少ないときは少なくしたりできます。

ストレスを軽減できる

常勤講師と比べ、責任や業務量が少ないため、ストレスを軽減することができます。
また、拘束時間が少ないため、プライベートの時間を確保することもできます。

私が正規教員から非常勤講師になった理由は、家族との時間を増やしたいと思ったからです。
私は子育て中で、子どもの学校行事や病気などで急に休まなければならないことが多くありました。
しかし、正規教員としては、授業以外にも生徒指導や保護者対応、部活動や委員会などの校務が多くあり、自分の時間を自由に使うことが難しかったです。
そこで、授業だけを担当する非常勤講師になれば、家族との時間を確保しやすくなると考えました。

非常勤講師になってからは、上記の理由で期待していた通り、時間的な余裕が増えました。
授業が終わればすぐに帰宅できるので、子どもの迎えや家事などもスムーズにこなせます。
また、授業前後の時間を有効に使って、授業準備や振り返りをしっかり行えます。
ICTを使った授業も積極的に取り入れており、生徒の反応も良くなっています。

これは、常勤講師としては難しかったと思います。
ストレスなく働くことができるのも、非常勤講師になったからだと思います。

副業をして働くことができる

常勤講師として働いている場合、副業をすることができません。
しかし、非常勤講師として働く場合、自分のスキルを生かして別の仕事をすることができます。

副業の種類

まとめ

教育現場で働くなら、常勤講師よりも非常勤講師がおすすめです。
常勤講師には時間的制約や教育内容の制約などのデメリットがあります。
一方、非常勤講師は、自由な時間管理ができることや副業を行いながら働けることなどのメリットがあります。
また、常勤講師から非常勤講師に転身することで、教育内容の多様性を追求することができるという利点もあります。
教育現場で働く際には、自分のライフスタイルに合った働き方を見つけることが重要です。
非常勤講師は、その点でも選択肢の一つとして検討することができます。

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