あなたは、メンタルは強い方ですか。
それとも、弱い方ですか。
しかし、今の言い方は間違いです。
正しくは、今、あなたは、メンタルが強くなっていますか。
それとも、メンタルが弱くなっていますか、です。
メンタルに強いも、弱いもありません。
メンタルは、そのときの状況次第なのです。
例えば、メンタルが強い人がいたとしましょう。
そして、その人が、財布を落としたとします。
きっと、メンタルがいくら強くても、落ち込むのではないでしょう。
しかし、きっと、数分後、数時間後、数日後には、メンタルは直っているはずです。
つまり、メンタルというのは、強い、弱いという訳ではなく、そのときの状況によって、変わっていくものなのです。
では、メンタルが強い人と、弱い人の違いは、いったい何なのでしょうか。
それは、自分は、メンタルが強いと思っているか、弱いと思っているかどうかです。
つまり、自分は、メンタルが強いと思えば、メンタルが強い人になります。
自分は、メンタルが弱いと思えば、弱い人ということです。
そして、メンタルが弱いと思っている人は、メンタルが弱い自分を否定し、より落ち込んでいくのです。
しかし、そもそも、メンタルが弱いことに落ち込む必要はあるのでしょうか。
メンタルが弱いことや、落ち込むことは、次に同じことをしないようにするための成長の芽なのです。
例えば、財布を落とした後に、落ち込まなかったらどうでしょうか。
きっと、反省をせず、同じ失敗を繰り返すことです。
実は、人は落ち込むことで、反省し、成長につなげているのです。
だから、メンタルが弱い方が、成長する頻度は、多いのです。
メンタルが弱いことを嘆くより、メンタルが弱いことを喜ぶべきなのです。
メンタルが弱いことは、悪いことではありません。
メンタルが弱いということは、成長しやすいということです。
ただ、大切なことは、落ち込んだときに、メンタルが弱い自分を卑下するのではなく、しっかり反省をすること。
そして、失敗を他人のせいにせず、自分の非を受け止め、次につなげるのです。
そして、行動に移すのです。
落ち込んだときにすることは、悩むことではなく、不安を少なくするための行動です。
行動のみが、あなたの成長をうながします。
さあ、一歩踏み出してみましょう。