仲間を支える。
先輩を支える。
あなたたちの日常を見ていると、誰かの役に立ちたいと考えている人が多いです。
学年集会や学級会でも、「〇〇を支えたい」という意見が多いです。
誰かのために汗を流すことができるってすてきですね。
人を幸せにできる人は、周りから応援され、自分自身が幸せになることができる人です。
ぜひ、誰かを支えられるすてきな人を目指しましょう。
しかし、「支える」という言葉を、どのように解釈しているかで、行動が変わってきます。
「支える」という解釈が定まっていないと、行動に表すことができません。
あなたは、「支える」という言葉をどのように解釈していますか。
まず、「支える」目的は何なのでしょうか。
それは、相手と同じ方向を向いて、相手の役に立つことです。
相手の幸せを願うから支えたいと思うのです。
つまり、あなたが優しくて心が広い人だからこそ、支えたいと思うことができるのです。
簡単に言えば、支えるとは、相手の役に立つことです。
だから、「支える」とは、相手の役に立ったときに達成されたと言えるでしょう。
では、「支える」とは、相手から頼まれたことを引き受けることが、支えるということなのでしょうか。
それも、「支える」ことの一つでしょう。
しかし、その「支える」では、弱いです。
私が考える「支える」とは、
相手が望んでいることを先回りして行動に移す
です。
つまり、相手から頼まれごとをされるより先に、相手が望んでいることを察し動くことです。
だから、「支える」ためには、相手のことを思いやり、相手が何を考えているのか想像力を働かせて考える必要があります。
自分のことでいっぱいいっぱいになっている人には、「支える」ことは、難しいでしょう。
心が成長した人でないと、「支える」ことは困難なことです。
自分も大切。
でも、相手はもっと大切。
これが、姿で表すことができれば、きっとあなたは、「支える」ということを達成することができることでしょう。
あなたには、とても素敵な思いがあります。
心があります。
その思いや心を力にして大きく成長していきましょう。