勉強はした方がよいですか。
しない方がよいですか。
と聞かれれば、多くの人が勉強はした方がよいと答えます。
しかし、頭ではわかっていても、勉強をしようとなかなか思わないんだよね・・・と、思っている人は少なくないはずです。
どうしてそう思ってしまうのでしょうか。
それは、勉強は大切と周りの人から教えられ、どうして勉強が大切なのか自分で考えてこなかったからです。
でも、それは当たり前です。
勉強の大切さは、大人になってからわかるものだからです。
勉強の大切さというより、勉強をする習慣を身につけることが大人になってめちゃくちゃ大切なのです。
大人になって勉強をする習慣が身についていると、お金も時間も仲間も増えます。
問題に直面したときに解決する方法を考え、努力をすることができるようになります。
逆に、勉強をする習慣が身についていない人は、自分で問題を解決できずに仕事に追われ、周りの人に迷惑をかけることも多くなってしまいます。
もちろん、周りの人に迷惑をかけることは誰にでもあることですが、自分自身や周りの人の時間を必要以上に奪うことにつながってしまいます。
勉強をしようと思っても、勉強する習慣が身についていないため、同じようなミスを繰り返してしまうことでしょう。
勉強をしていなければ、目の前に大きなチャンスが訪れたとしても、どうチャンスを掴んでよいのかわからず足踏みしてしまったり、そもそもチャンスが来たことにさえ気づかなかったりすることでしょう。
しかし、それは大人になってから感じることです。
でも、今のあなたにも実感できる部分もあるのではないでしょうか。
あなたは周りの人のために働いています。
そんなあなたが、自分勝手な人を見たらどう感じるでしょうか。
きっとよくは思わないはずです。
勉強はやった方がよいものの、やってもやらなくてもよいものです。
しかし、勉強をすれば、人の役に立つことができたり、自分自身の幸せにもつながっていったりします。
逆に、勉強をしなければ、自分や人の時間を奪ってしまったり、自信がもてなくなったりしてしまいます。
どうして自信がなくなってしまうことにつながってしまうかというと、自信は、自分自身の努力で身につけるものだからです。
なんとなく、勉強する大切さはわかったけど、やっぱり勉強には足が向かないという人もいることでしょう。
そういう人のほとんどが、勉強は楽しくないと感じているからです。
そもそも、勉強をすることに、楽しさを求めてはいけません。
勉強をした方がよいかは、楽しい、楽しくないで決められるものではありません。
だって、勉強は楽しいと聞いたことがある。という人もいることでしょう。
しかし、勉強が楽しいと思っている人も、最初から勉強が楽しいと思っていた人もいます。
そういう人は、勉強をやっていく上で、勉強がわかるようになって結果ができるようになり、楽しくなってきたのです。
つまり、勉強をやったことで、勉強の楽しさがわかったということです。
だから、最初から、勉強の楽しさを求めてはいけません。
勉強をやっていくことで、勉強の楽しさがわかることもあるのです。
さらに言えば、勉強の楽しさがわからなくても、勉強をして自分自身や周りの人の役に立つことができれば、それだけで勉強の価値が生まれるのです。
以上のことも、私の考えです。
勉強はやった方がよいです。
一人一人勉強をする理由を考えてみましょう。
もし、勉強をする理由を考えてもわからないのであれば、とりあえずやってみましょう。
あとから、勉強をする理由が見つかるかもしれません。