周りから信頼されたり、頼られたりする人がいます。
どうしたら、信頼され頼られるのでしょうか。
それは、3つのことを意識するだけです。
3つのこととは、「できる理由を探す」「どんなことにも自分で責任をもつ」「自分事として捉える」です。
まず、1つ目の「できる理由を探す」は、簡単にできませんと言わないことです。
頼んできた相手は、どういった気持ちであなたに頼んできたのでしょうか。
それは、あなたに助けてもらいたいからです。
そんな相手に対して「できません」と伝えると、相手はどう思うか簡単に想像することができるでしょう。
信頼され頼られる人は、「できます」と答えて、ありとあらゆる手を使って相手を助けようとします。
仲間に聞いたり、調べたり、「できない理由」より「できる理由」を探そうとします。
もちろん、絶対できないことを「できます」と言えば、逆に信頼を失います。
しかし、例えできないことであっても、簡単に「できません」とは言いません。
自分自身が直接相手の力になれなくても、問題を解決するためのアプローチを一緒に考えます。
そういう人が、信頼され頼られる人です。
次に、2つ目の「どんなかとにも自分で責任をもつ」とは、早め早めに相手との約束のために動くことです。
例えば、「一週間後に、委員会の企画書を出してね」と、仲間から頼まれたとしましょう。
信頼され頼られる人は、頼まれた瞬間から動き始めます。
そして、約束の日の3日前には、企画書を完成させるでしょう。
突然、病気になってしまったり、急な予定が入ってしまったりしても大丈夫なように、約束の日より前に完成させるのです。
信頼が薄い人は、約束を後回しにして、自分の都合を優先させます。
自分の都合を優先させても、約束の日までに企画書を出すことができれば問題ないのですが、急な予定が入ってしまい約束の日までに間に合わないことがあります。
信頼が薄い人は、自分のせいではなく急な予定が入ってしまったことに責任を置きます。
しかし、信頼される人は、急な予定が入ってしまうことも自分の責任としてとらえ、事前に準備をしておくのです。
最後に3つ目の「自分事として捉える」は、どんな雑用でも周りの人と圧倒的な差で行うことです。
例えば、掃除。信頼される人は、掃除をやらされているものではなく、自分事として捉えて一生懸命掃除をします。
「環境が人をつくる」という言葉があるように、環境を整えることで、気持ちが安定します。
もしかしたら、あなたが掃除をすることで、誰かが優しい気持ちになることができるかもしれないし、あなたが掃除をすることで仲間の勉強を助けることにつながるかもしれません。
あなたが頑張っていることは、どこかに必ず結びつきます。誰かのために役に立っているということです。
信頼される人は、そのことを常に意識し、圧倒的な行動力で動きます。
掃除一つとっても、他の人より倍動きます。
掃除以外にも、当番活動や勉強など、何かに結びついているということ考え、圧倒的な速さで行動します。
信頼され頼られる人は、かっこいいですよね。社会に出てからも同じです。
信頼され頼られる人の周りには、温かい人が集まってきます。
そういう人になりたいですね。