刻一刻と入試が迫っています。
あなたは、勉強をする前にどんな準備をしますか?
「えっ勉強をするのに準備は必要なの?椅子に座って・・・筆記用具を出して・・・ってこと?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、成果を上げる勉強をするためには、準備がものすごく大切なんです。
準備をするのとしないのでは、勉強の効率は圧倒的に変わります。
では、どんな準備をしたらよいのでしょうか。
それは、「覚えていることと覚えていないことを区別すること」と「参考書を拾い読みすること」です。
まず、「覚えていることと覚えていないことを区別すること」ですが、勉強は、理解できていないことを理解して初めて、勉強の成果が上がったと言えます。
準備もせずに、わかっていることもわかっていないことも併せて勉強していては、時間を浪費してしまう可能性は高まります。
受験が迫っている今の時期は、時間が1秒でもほしいことでしょう。
本気で成功を目指している人は、少しでも勉強の効率を上げたいと考えているはずです。
だからこそ、勉強前の準備が大切なのです。
具体的にどういったことをしたらよいかというと、勉強する前に、覚えている知識をすべて紙に書き出してみましょう。
それが、あなたが思い出せるすべての知識となります。
覚えていることと覚えていないことの区別ができたら、次に、勉強しようと思っている参考書を拾い読みしましょう。
1ページ目から順々に勉強する人が多いですが、それでは非効率です。
まずは、ざーっと読み飛ばしながら全体の内容を把握してみましょう。
そして、覚えていないページを把握します。
以上が勉強をする前に行う準備です。
そして、準備が終わってから、覚えていないことを中心に勉強していきます。
拾い読みをしているから、だいたいのページは頭に残っているはずです。そのページに戻り、詳しく勉強していきます。
勉強の最後に、ミニテストを行うことも忘れないでください。
覚えていないことを中心に問題を解きます。
そのミニテストを解くことができたら、あなたが成長していることが実感できます。
しかし、勉強の直後に行った内容でさえ、なかなか覚えきれていないことを実感するでしょう。
だけど、それでいいんです。
それで当然なんです。
何度も何度も繰り返し、勉強する必要があるんです。
また、寝る前にもテストを行うことをおすすめします。
勉強の直後に思い返す。
さらに、ある程度時間が経った頃に勉強をすると知識の定着がはかれます。
「思い出せそうで・・・」と、ぎりぎり思い出せるくらいで確認すると、長い間知識が残ります。
ぜひ試してみてください。