きっと受験勉強を頑張っていることと思います。
受験勉強は、一人で教科書や参考書、問題集と向き合う時間が多いですよね。
中学校を卒業したら、一人で学習する時間はさらに増えていきます。
高校に行けば中学校以上に一人で学ぶ時間は必要になってきます。
大学に行けば、最先端の技術を研究するため、ほとんど一人で学ぶ時間になるでしょう。
そして、今までは、勉強を教えてもらえることが当たり前でしたが、これからは勉強を教えてもらうだけでもお金がかかります。
他にも、周りの人やものの助けを得て、勉強する環境を整えたり、体を動かしたりするだけでもお金がかかることもあります。
きっとこれからは、受験勉強以上に、一人で学ぶことの重要性が高まってきます。
一人で学ぶことは、難しいです。
つい誘惑に負けてしまい集中が続かなくなります。
さらに、それに慣れてしまい努力を継続することが難しくなります。
では、どうしたら一人で学び勉強の質を高められるのでしょうか。
それには、いくつかコツがあります。
1つ目は、「小さいことから始めてみる」です。
よくやる気が出ない・・・という声を耳にします。
やる気がでないから、勉強に取り組むことができないのでしょう。
しかし、やる気は行動するから出るものです。
つまり、やる気が出たから勉強するのではなく、勉強するからやる気が出るのです。
そして、このことは脳科学的にも証明されています。
だから、まずは簡単なことから始めてみましょう。
椅子に座る。
スマホを離れたところに置くなど、すぐにできることから始めてみましょう。
漠然と「勉強するぞ!」と思ってもやる気は高まりません。
行動に移してこそ、少しずつ集中力は高まっていきます。
2つ目は、「できることとわからないことを区別する」ことです。
質の高い勉強とは、わからないことがわかるようになることです。
わかっていることばかり勉強をしても、時間を消費するだけです。
わからないことをわかるようにしてこそ、力はついていきます。
そして、わからないことを勉強してもわからない・・・という人もいると思います。
そういった場合は、学習レベルを少し下げてみましょう。
一度理解できているところまで戻り、ちょっとだけレベルを上げてみるのです。
その積み重ねで、必ず力はついてきます。
でも、どうしてもやる気が・・・という人は、3つ目の方法を試してみてください。
それは、勉強をしないと決めることです。
しかも、勉強をしている最中にです。
きっと、その決意は1秒後には崩れ去ると思います。
しかし、その一方でちょっとでも勉強ができたと自信を高められるはずです。
勉強で長続きができない原因の一つに、頑張ろうと決意しても頑張れきれなかったという経験があげられます。
挫折を何度もしてきたということです。
そのような場合は、自信をつけることから始めましょう。
自信をつけることと並行して、1つ目の「小さなことから始めてみる」ことと、2つ目の「できることとわからないことを区別する」ことをやってみましょう。
以上のことを身につけておくと、一人で学ぶ時間が増えても成果を上げることができるはずです。