目標や夢を叶えるためには、起こった結果が自分の行動によるものだと受け止めなければなりません。
その考えなしに、人は目標や夢を叶えることはできません。
さらに、幸せになることは不可能です。
例えば、テストで悪い結果だったとしましょう。
あなたは、何を考えますか。
今回は忙しかったから・・・。
内容が難しかったから・・・。
と、勉強に取り組む姿勢に原因を置かず、周りの環境のせいにする人は、目標や夢を叶えることは不可能です。
目標や夢を叶える人は、悪い結果を引き起こしてしまったのは自分自身の努力不足であると考えます。
そして、周りの環境のせいにはせず、環境も自分自身の力でつくるものだと考えます。
人間関係も同じです。
どうして周りの仲間はわかってくれないのだろう・・・と考えるのではなく、どうしたら仲間はわかってくれるのだろうと、自分自身の行動に目を向けます。
もしかしたら、自分自身が相手のことを理解できていないのかもしれない・・・。
もしかしたら、相手の大切なものを自分自身が傷つけているのかもしれない・・・。
もしかしたら、相手を大切にせず、自分勝手な行動を繰り返しているのかもしれない・・・。
と、自分自身と向き合います。よくない結果を巻き起こしている原因は、相手にあるのではなく、自分自身にあると考えます。
そして、そのように考えられる人は、そもそも人間関係で困ることはそんなにありません。
自分自身の心を成長させ、どんな人とでも上手に付き合うことができるようになるからです。
人は、結果ばかりに目が向いてしまいますが、見直すべきは自分自身の思いや考え方です。
結果の種となる思いや考え方がしっかりしていなければ、よい花を咲かせることはできません。
結果は花であり、感情という果実を作り出します。
あくまで、幸せという感情は、思いや考え方という種があり、成功という結果を引き起こした先にあるものです。
では、どういった思いや考え方があれば、幸せに近づくことができるのでしょうか。
それは、
すべての結果は自分自身の責任であると考える
相手の幸せを自分自身の幸せのように感じる
ことです。
すべての結果を自分自身の責任だと考えられる人は、人生を自分自身の力でコントロールできる人です。
そして、自分自身をコントロールできる人です。
だから、よい結果も自分自身の力でつかみ取ることができます。
自分自身をコントロールできないと楽な方や楽しいことしか考えられなくなります。
目標や夢より、自分自身の欲を最優先してしまいます。
それでは、目標や夢を達成できるわけがありません。
すべての結果を自分自身の責任としてとらえてください。
そうするとおのずと、よい結果を生み出していくことでしょう。
また、相手の幸せを自分の幸せのように感じられる人は、よい結果を導きます。
よい花を咲かせるためには、人を大切にする心が根本にあります。
あなた自身と周りの人の幸せをつくる道を常に選び続けてください。