ほとんどの人が意識していないと思いますが、時間は有限です。
お金の無駄遣いは意識している人が多いですが、時間の無駄遣いを意識している人は少ないです。
時間は無限だと思っている人も多いと思いますが、時間は有限なんです。
あなたは、人生は何時間あると思っているでしょうか。
1日は24時間です。
そして、80歳近まで生きると仮定しましょう。
しかし、80年あると思ってはいけません。
食事や睡眠、身支度など、日々行わなければならないことがあります。
また、学校や仕事など、自由に使える時間ではない時間があります。
そう考えると、1日に自由に使える時間は、2~3時間程度です。
80年間で計算してみると、3時間×365日×80年で、87600時間です。
87600時間が、みんな平等に与えられた時間です。
あなたは、87600時間を何に使いますか。
1日の2~3時間を何に使っていますか。
そして、同じ時間でも、若い頃の方が時間に価値があります。
なぜなら、若い頃の方が残された時間は、長いからです。
例えば、自転車に乗る練習をしたとしましょう。
練習の結果、ある人は5歳から練習を始め、6歳で自転車に乗ることができたとします。
ある人は、50歳から練習を始め、51歳で自転車に乗ることができたとします。
5歳から始めた人は、6歳から残りの人生まで、自転車にのることができます。
しかし、50歳から始め、51歳から自転車に乗ることができた人は、5歳から練習を始めた人よりも、自転車に乗る期間が短いです。
同じ自転車に乗るといったスキルが身に着いたにもかかわらず、活用できる期間に差が生まれてしまうのです。
もちろん、自転車に乗るといったことに限ったことではありません。
勉強でも運動でもスキルでも同じです。
身につけた能力は、残りの人生が長い分だけ活用できる時間が生まれます。
以上のことも踏まえて、あなたは何に時間を使っているのでしょうか。
勉強ですか、運動ですか、趣味ですか、スマホですか、ゲームですか。
そして、あなたは残りの人生のために、どんな能力を身につけたいと思っていますか。
時間は、みんな平等に与えられています。
1日の2~3時間の時間の使い方によって、残りの人生に生かすことができるものが違ってくるでしょう。
今のあなたが一番若いです。
10秒後のあなたより、この瞬間のあなたが一番若いです。
あなたは今から何を始めますか。