物事を始める前に目標を立てることが多いですよね。
例えば、部活、受験、夢など、最初に目標を定めます。
どうしたら、目標を達成することができるのでしょうか。
まずやるべきことは、目標の高さを知るということです。
これが、重要なことなのですが、できていない人が多いです。
例えば、部活動。
部活に例えるとわかりやすいかもしれません。
もう引退はしましたが、大会優勝、目標を立てて部活動に臨んでいたはずです。
目標を達成するのであれば、目標の壁の高さを知らなければいけませんよね。
例えば、大会優勝という目標を立てたのであれば、大会を優勝するであろうチームの実力を知らなければいけませんよね。
登るべき山の高さを知らないのに、挑んでいくのは無謀ですよね。
たいていの目標は、登るべき山の高さを知らずに挑んで、途中で挫折をしてしまいます。
登り始めたものの、登るべき山の高さに圧倒され、「登れたらいいな」と目標ではなく、単なる願望に変わります。
そして、少しでも強い風が吹くと、簡単に吹き飛ばされてしまいます。
目標を考える上でまずやるべきことは、目標の壁の高さを知ることですね。
では、目指すべき山の高さがわかったら、次に何をしたらよいのでしょうか?
それは、登る速度を考えることです。
大会優勝という目標を立てたのであれば、どういった練習をしたらよいかを考えます。
大会を優勝するであろうと考えているチームが、毎日素振りを500回やっているのであれば、大会を優勝するためには、少なくとも501回は素振りをしなければなりません。
登るべき山の頂上に合わせた練習を考えていかなければならないということです。
登るべき山が高ければ高いほど、大急ぎで登っていくしかありません。
目標を達成できない人の特徴として、頑張る基準を登るべき山の高さに合わせるのではなく、自分ができることに合わせます。
自分ができることの幅が広ければ問題ありませんが、できることの幅が狭ければ目標を達成することは不可能です。
自分のできることに合わせた努力をしたいのであれば、自分に合わせた目標設定をしなければなりません。
つまり、自分について深く知らないといけないということです。
登るべき山の高さを知ること。
登り方や登るスピードを定めること。大切にしていきたいですね。