中学校生活の半分が終わりました。
中学校の2年生の10月と言うのは、中学校生活の折り返し地点です。
しかし、ここからが大変なんです。
中学校1年生。
きっと、小学校との環境の違いに、わくわくどきどきしていたと思います。
何事も初めての体験になり、真っすぐな気持ちで、物事に取り組むことができていたと思います。
また、先輩方に支えられ、初めてとなる行事や部活動でも、大きく成長できた1年になったことでしょう。
しかし、2年生になり、後輩ができました。
一度、中学校生活を経験した先輩は、学校にも慣れ、自分のことだけでなく後輩のことを考えながら、物事に打ち込んでいくことが大切になってきた訳です。
そして、来年の3年生では、新しい企画を生み出し、姿で見せ、学校を引っ張っていく存在になる必要があるのです。
1年生は、自分の成長のことだけを考えていればよかったものの、2年生や3年生では、後輩のこと、学校のことを考え、自立した大人に成長する段階なのです。
突然ですが、富士山の標高を知っていますか。
3776mです。
そして、ルートによっても違いますが、富士宮口の5合目の標高は、2400mです。
「えっ5合目だから、1888mかと思った!」という人もいると思います。
諸説は、いろいろありますが、「合」というのは、標高が基準ではなく、難易度が基準になっていると思われます。
中学校も富士山と同じではないでしょうか。
学年が上がるにつれ、無責任な自由から、責任ある自由に変わっていきます。
中学校2年生の10月は、中学校生活の折り返し地点ではありますが、心の面から言えば、ここからが正念場です。
さらに、気を引き締めて頑張っていこうね。