勉強好きな人と勉強嫌いな人がいます。
その違いはどうして生まれてくるのでしょうか。
それは、様々な理由があることでしょう。
例えば、勉強が周りよりできるから勉強が好き。
勉強が周りよりできないから勉強が嫌いといった、周りと比較することから生まれる優越感や劣等感は、一つの理由でしょう。
つまり、実際に勉強ができる、できないのではなく、相対的に勉強ができる、できないと感じているだけです。
だから、高校へ進学すれば、周りは、あなたと同じような学力になるため、もしかしたら、勉強ができると思っていた人が、自信をなくしたり、逆に、勉強ができないと思っていた人が、自信をつけたりします。
他にも、勉強の好き嫌いは、勉強に対して使われてきた言葉によって決められます。
もし、ゲームが好きで、無理やり勉強をやってきた人がいたとします。
その人は、どう考えるのでしょうか。
きっと、ゲームは楽しいのにやらせてもらわないもので、勉強は楽しくないけど無理やりやるものとして、考えることでしょう。
そして、いかに勉強をしないでゲームをしようか頭を使うようになると思われます。
では、ゲームが好きで、勉強をやらない場合、どうしたらよいのでしょうか。
それは、自分事として考えさせることです。
そして、そのために目的をつくることに力を注ぎましょう。
例えば、明日ピアノの発表会があるとします。
きっと、ピアノの練習をすることでしょう。
また、例えば、来週ゲームの大会があったとします。
きっと、ゲームの練習をすることでしょう。
勉強も同じです。
明日、テストがあると予定されていたのであれば、きっと、勉強することでしょう。
しかし、予定を立てることが苦手な人にとっては、数年後の自分をイメージすることは難しいのです。
だから、人の手を借りて予定を立てましょう。
この高校へ進学したいのであれば、来年、これくらいの学力は大切だよね。
だから、今、勉強をした方がよいよね。
といったように、逆算して予定を立てていきます。
さらに、勉強大会のように、大会を自分自身でつくってもよいでしょう。
仲間を誘い、大勢の仲間で、順位を競ってもよいでしょう。
また、保護者に勉強に関する大会に出たいとお願いしてもよいでしょう。
要は、勉強することを自分事として捉えられる工夫をすることで、机に向かうようになります。
勉強が好きか、嫌いかは、ただの思い込みです。
周りと比べたり、目的を立てていなかったりしたから、勉強が嫌いになっていただけです。
自分自身の考えを変え、人生を変えていきましょう。