あなたは、何に対して力を注ぎたいと思っていますか。
勉強ですか、部活ですか、趣味ですか。
また、どうしてその分野に力を注ぎたいですか。
やりがいですか、将来のためですか、好きだからですか。
自分自身のことを知れば知るほど、目的がはっきりすればするほど、力を注ぐことができるようになります。
そして、目的に沿った努力をすることの大切さを感じることができるはずです。
例えば、テストで1番を目指すとしましょう。
そのためには、学校で一番努力するしかありません。
周りの人が毎日3時間勉強しているのであれば、あなたは4時間勉強すればよいでしょう。
周りの人がテストの3週間前から勉強しているとすれば、あなたは1ヵ月前から勉強すればよいでしょう。
目的に沿った勉強をしなければ、目的を達成することは難しいのです。
だから、「私は勉強を頑張っている」と思っていても、結果が出ない人は、目的に沿った努力ができているか考えてみましょう。
まず、目的を達成するためには、どれだけ努力した方がよいのか知る必要があります。
予定が立てられなければ、あなたの努力は多いのか少ないのかわかりません。
あなたが頑張っているようでも、案外その努力が目的を達成するために必要な努力に至っていないことがあります。
ゴールを設定したら、どうやって進むべきか考えましょう。
進むべき道がはっきりすると、頑張る理由がきっと見つかるはずです。
さらに言えば、どうして勉強を頑張る必要があるか考えましょう。
勉強をすれば道が広がるということでもよいですし、目標を達成することであなた自身に自信がつくということでも構いません。
まだ、中学生であるあなたは、勉強の大切さを理解することは難しいと思います。
勉強の大切さは、数年後のあなたにしかわからないものだからです。
しかし、正解不正解にかかわらず、自分の中で勉強を頑張る理由を考えることは大切です。
自分の中で、勉強を頑張る価値を生み出すことができれば、より勉強を頑張ることができるでしょう。
そして、その頑張る価値を見つけ出すことができるのはあなたしかいません。
もちろん、勉強以外も同じです。
部活でも、趣味でも、目的をはっきりさせることで、将来につながり、より価値の高いものになっていくことでしょう。
あなたは価値をつくることができているか。
常に自分自身に問いただしていきたいことですね。